『pinky lust』



煌々と燃える欲望の炎
情熱の夜に溺れる陰陽
揺れる灯に囚われた心
溢る泉は続く夢の幻影

触れるたび魂は渇望する
色欲の抱擁に学びはない
浅き悦びは瞬きの光
白き海で夢に醒める

やがて瞳は透き通り
花は路傍に咲き眠る
沈む景色に零落する沙
遠き背中を濡らす慈雨