音楽教師との学生時代の思い出(3)

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 彼女との付き合いが始まりから別れまで順風満帆であったとはいえない。秋が過ぎ冬が訪れ俺の卒業が近づくにつれて、彼女の情緒は少しずつ不安定になっていった。しまいには体調不良といい一カ月以上も学校を休む始末だ。俺は毎週のように休日は彼女の家を訪れ、彼女の心と体を慰めた。 「ねえ、卒業しても会ってくれる?」彼女は泣きながら俺に縋りついてきた。 「もちろんですよ、むしろ卒業してから方が会いやすくなるじゃな...

音楽教師との学生時代の思い出(2)

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「先生、好きです」俺は彼女の耳元で囁いた。 「私も好きよ」彼女はそう言うと俺の首に手を回して抱き着くようにキスをしてくる。そしてそのまま舌を入れてきたので、俺はそれを受け入れながら彼女の胸に手を伸ばす。ブラウスの上からでもわかる大きな胸を優しく揉むと彼女は小さく吐息を漏らす。そして俺がキスをしながらブラウスのボタンを外していくと彼女も俺の服を脱がせ始めたので、俺たちは裸になるとベッドの上でお互いの...

音楽教師との学生時代の思い出(1)

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 短文投稿型のSNSで「音楽教師の地雷率が高い」との投稿が盛り上がっていたので学生時代を懐かしく思い出した。今にして思えば、確かに俺の通う学校の音楽教師も地雷だった。音楽の授業で先週までの流れを完全に無視して時間中ずっと勝手にピアノを弾いていたこともあるし、部活の指導をしたくないという理由から吹奏楽部はなくなった。三年生のときはクラス担任であるにも関わらず、受験もそろそろという時期に機嫌を損ねて一カ...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(4)

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 彼女との関係はだいたい二年間くらい続いた。その間、俺は毎日のように彼女とセックスをしたし、彼女が望むことは全てやった。キスや軽い愛撫から始まってだんだんとエスカレートしていき最終的には必ず中出しだった。 「妊娠しちゃうかもよ?」と笑いながら言う彼女に「その時は責任取ります」と言うと彼女は嬉しそうに微笑んでくれた。 「川上くんとなら本当に結婚してもいいかもね」とも言っていたが、冗談だったのだろうと...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(3)

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 会社に戻りその日の調査報告書を作成していると、上司から声をかけられた。 「川上くん、君に助けてもらった、という女性から会社に電話が来てたよ。足を挫いて困っているところを荷物を持ってあげたんだって? その時に落とし物をしたみたいなんだけど、心当たりはあるかな?」  もちろんそんな心当たりはない。だがその電話をしてきたであろう相手は推測できる。田中美沙しかいない。  とにもかくにも、親切だが軽率な上...