淫乱マゾ妻の年下彼氏逆調教録(1)
【プロフィール】
名前:くらげ
性別:女性
年齢:34歳
職業:専業主婦
誕生日:12月6日
性癖:M
性感帯:舌
交際関係:既婚
彼氏の有無:あり
好きな体位:後背位
好きな男性の体の部位:背中
自己紹介:
主人とはセックスレスの既婚者です。マッチングアプリで知り合った大学生の彼氏がいます。
このブログでは彼を自分好みのご主人様へと育て上げていく過程を投稿します。
どうぞよろしくお願いいたします。
(ブログ『ある変態マゾ奴隷不倫妻の逆調教日記』より)
◆◆◆
大学進学を機に慣れない一人暮らしを始めた。
この街には知り合いもいなくて人間関係もいちから作り直しだけど、僕にとってそれはゲームで自由に仲間を集めるような期待に胸が躍る行為だった。
初めて尽くしの生活の中で、僕は今までやりたかったけれどできなかった趣味や、新たな出会いを求めていろんなことに挑戦した。
サークルにも入ってみた。新しい友人もできて、楽しく過ごしていた。
けれども何かが足りない。
僕はそこで自分が人付き合いが苦手で、特に初対面だと緊張してしまうということに気づいた。
でも趣味のサークル活動自体は楽しかったし、何より人間関係をうまく作れない自分を認めるみたいで悔しかったので、違和感を抱きつつも日常を続けていた。
そんな時だ、彼女に出会ったのは。
美月さんとはマッチングアプリで知り合った。
初対面の相手と話すのが緊張するのであれば、メッセージでのやり取りから始めることで、少しずつ実際に対面して話すのにも慣れていければと思い始めたアプリだった。
彼女は年齢を書いていなかったが、おそらく僕よりも年上で、悩みを相談すると真摯に答えてくれた。
とても話しやすい雰囲気で、メッセージでも会話が途切れることなく楽しくやり取りできた。大学生活や趣味の話や好きな食べ物の話など、他愛もない話を毎日のようにした。
ある日、勇気を出して『もしよかったら会ってみませんか?』と提案したのだが、彼女はあまり乗り気でない様子だった。
僕よりも年齢がずいぶん上だから、実際に会ったら僕ががっかりするのではないか、と気にしているようだった。
『ごめんね、直生くんのことは好きなんだけど、こうしてメッセージをしてるのが楽しいぶん、実際に会ってこの関係がなくなるかもしれないのが怖くて』と、美月さんは言った。
彼女の気持ちは僕としても共感できるものだった。
『提案なんですけど、ビデオ通話をするのはどうですか?』と僕が送信すると、
『直生くんがそれでいいなら』と返信があったので、僕らは時間を合わせてメッセージアプリでビデオ通話をすることにした。
初めてのビデオ通話は『はじめまして』『よろしくお願いします』と二人でぎこちなく挨拶を交わして始まった。
美月さんは、やはり素顔を出すことに抵抗があるのか、映像は彼女の口元からお腹あたりの部分を映していた。
ただ、そんな映像からでさえも、彼女のスタイルの良さと、大人の色気、落ち着いた室内の雰囲気などが伝わり、僕は普通に顔を見て話すよりも緊張してしまったような気がする。
逆に彼女の方は、そんな僕を見て安心したらしい。緊張しながら話す僕に優しく話しかけてくれて、それで少し気が楽になった。
彼女は確かに、僕よりもずいぶん年上なのだろう。包容力があり落ち着いた雰囲気からそれが伝わった。
それからは週末になるとビデオ通話で彼女と会話するのが日課になった。
◆◆◆
『直生くんって偉いよね。苦手なことにも自分から克服しようと取り組んで』と彼女はいった。
『おかげさまで……美月さんとはあまり緊張せずに話せるようになりました』と僕は答えた。
実際、彼女と話していると嘘のように緊張は解れていった。ただそれは僕が苦手を克服したというよりも、美月さんの話し方が上手だからなのだろうという自覚もあった。
『私も直生くんと話していると落ち着くから、これからもビデオ通話を続けていけたらいいな』
美月さんも僕との会話を楽しんでくれているのだと思うと嬉しかった。
『ありがとうございます、僕も美月さんとこうして話すのが毎日のモチベーションになってます』
『直生くんにそういってもらえると嬉しいな、直生くんは私なんかより全然しっかりしてるし……』
『そんなことないと思いますけど……』僕が言うと彼女は笑った。
『だって、私もうおばさんだしね』
『それこそ、そんなことないですよ!』僕は少しムキになって否定する。
すると美月さんは少し考えるような沈黙の後で、
『うん……そうだよね。……あのね、私、直生くんに言ってないことがあるの』と切り出した。
『なにか悩み事があるんですか?』
僕が聞くと彼女は少し逡巡する様子を見せたが、やがて口を開いた。
『……私ね、本当は結婚してるの』
僕は驚いたが、同時に納得もした。
ビデオ通話する時間やメッセージが遅れられてくるタイミングなどから、少なからず予想していたからだ。
『……実は、主人は単身赴任でほとんど家にいなくて、それで寂しくてマッチングアプリに登録したの』
僕は黙って彼女の話を聞いていた。
『最初は本当に軽い気持ちだったの。でも、直生くんとこうして会っているうちにどんどん楽しくなって、私も学生の頃に戻ったみたいで、惹かれていって……気づいたらすごく好きになっていた』
『そうだったんですね……』
僕が言うと美月さんは小さくうなずいた。そしてそのまましばらく沈黙が続いた後、再び口を開いた。
『あのね、直生くん』と言って彼女は僕の顔を見た。その顔は真剣そのものだった。
『もし私が結婚してると知っても、まだ私に幻滅してなくて、もし会いたいと思ってくれるなら……』
『え?』
彼女の声は次第に小さくなり、最後はよく聞き取れなかった。
『すみません、もう一度言ってもらえますか?』と僕が言うと彼女は顔を真っ赤にして俯いた。
『あのね……その……』
それから意を決したように、美月さんはカメラの前に顔を見せた。
初めて見る彼女の瞳には涙が浮かんでおり、その美しさに僕は息を呑んだ。
『直生くんのことが好き』
一瞬何を言われたのか理解できなかったが、やがて理解に感情が追いつくと、胸が締め付けられるような気持ちになった。それは今まで味わったことのない感覚だった。
『ありがとうございます』と僕が言うと、彼女は大きく首を振った。
『ううん。こんな既婚者のおばさんから、そんなこと言われても困るよね。私の方こそありがとう』と言って彼女は微笑んだ。
『僕も、その……美月さんが好きです。結婚してるのには驚きましたけど、一人の女性としてやっぱり素敵だと思います。だから幻滅なんてしてないし、今も実際に会ってみたいと思ってます』
それは僕の正直な気持ちだった。
『本当に?』
彼女は驚いたように言う。
『はい、本当です。むしろ嬉しいです』
『じゃあ……直生くんさえよければ、直接会いたいな』と言って彼女は笑った。その笑顔は少し寂しそうだったが、迷いのない笑顔だった。
こうして僕と美月さんは実際に会うことになった。
◆◆◆
翌日、僕らは初めて対面した。
駅前のカフェで待ち合わせ、彼女の姿を見つけた時、僕は思わず立ち上がってしまった。確かに年齢を感じさせる部分はあるが、それすらも魅力に思えた。彼女も僕を見て笑顔で手を振ってくれたのでますます胸が高鳴った。
初めてのデートだったので緊張していたが、彼女はそんな僕の気持ちを察してくれたのか、優しくエスコートしてくれた。
今日のデートのためにお洒落をしてきてくれたのだろう、普段は落ち着いた雰囲気の彼女が今日はとても華やかで魅力的に見えた。
「あの……変じゃない?」と彼女は恥ずかしそうに言うので僕は慌てて否定した。すると彼女は嬉しそうに笑った。
それから僕らはいろんな話をした。趣味の話や学校生活のこと。彼女は聞き上手で、僕の話を真剣に聞いてくれた。彼女と一緒にいる時間は本当に楽しくて、まるで夢の中にいるようだった。
「楽しい時間ってあっという間だね」と美月さんは少し寂しそうに微笑みながら言った。
「そうですね」
彼女と過ごす時間は本当にあっという間だった。
「……もし、私がまだ別れたくない、って言ったら、直生くんのこと困らせちゃうかな」
だから僕は彼女の言葉の真意がわからないままに「そんなことないです。僕もまだ美月さんといたいです」と答えていた。
その時の彼女の複雑な表情をなんと呼べばいいのだろう。
嬉しそうな、照れたような、期待するような、企みが上手くいったような、どこか濁ったような――。
彼女は嬉しそうに微笑むと「よかった。そう言ってくれるだけで嬉しい」と言った。
彼女が喜べば僕も嬉しいのだが、同時になぜか胸がざわついた気がした。なぜかはわからないけれど嫌な予感がしていた。
それから僕たちの足は、自然とホテルに向かって行った。
部屋に入ると、美月さんは僕を抱きしめてきた。彼女の柔らかい体に包まれて、僕は頭がボーッとしてしまう。
そのままベッドに押し倒され何度もキスを交わした。初めての大人の女性の唇の感触は柔らかくて心地よかった。彼女もまた興奮しているのか息遣いが激しくなっていた。
そのまま服を脱がされ、裸になる。美月さんも服を脱いで下着姿になるとその豊満な胸が目に飛び込んでくる。彼女の白い肌とブラジャーのコントラストが美しい。思わず見惚れてしまうほど美しかった。
「直生くん……好きだよ……」
彼女はそう言うと僕の胸に舌を這わせてくる。その刺激に僕は体を震わせた。
それから僕たちはお互いの体を愛撫し合った。彼女の手つきはとてもいやらしくて、それだけでも興奮してしまうほどだった。そして気が付けば僕の陰茎はいつの間にか美月さんの中に入っていた。
彼女の中はとても温かくて柔らかく、それでいてきつく締め付けてくるような感覚があった。
僕はすぐに果ててしまいそうになるのを堪えるだけで精一杯だったが、そんな僕をよそに彼女は容赦なく腰を動かす。
「美月さんっ……僕もう……」射精の予兆を訴えると彼女は動きを緩めてくれる。
「いいよ、受け止めてあげるから、私のお口に出して」
彼女は僕のものを引き抜いたかと思うと今度は口に含んできた。舌で舐められたり吸われたりするたびに、僕は情けない声を出してしまう。そしてついに限界を迎えたところで彼女の口の中に思いっきり出してしまった。
彼女はそれを飲み込むと妖艶な笑みを浮かべる。
「直生くんの精液、美味しい」
そう言ってさらにもう一度口に含むと今度はゆっくりと味わうようにしゃぶってくる。その刺激にまたすぐに勃起してしまうのを感じた。
それからは何度も何度も体位を変えながら交わり続けた。
美月さんは経験豊富で、僕の知らないことをたくさん教えてくれたし、僕も彼女を満足させようと頑張った。
帰り道に美月さんは「また会えるよね?」と言って僕の手を取った。
その声色は確信に満ちていて、僕はなぜか自分が彼女に囚われたような気持ちになった。
「もちろんです」と僕は答えた。その言葉は本心だったから。だが同時に彼女に対する不安のようなものが僕の心の中で膨らんでいた。
(続く)