最寄りのコンビニで働く好みの人妻を寝取る(2)
渡辺さんとの関係が始まってから数ヶ月が過ぎた。
季節は冬になり、クリスマスも近い。俺は今日もいつものようにコンビニの駐車場で彼女を待っていた。
「お待たせ」
そう言って彼女は俺の車に乗り込んでくる。そしていつものように他愛のない会話をしながらドライブを楽しみ、その後ホテルにしけこむ。
「今日も楽しもうね」
そんな会話を交わしながら俺たちは体を重ねる。
俺は彼女の服を脱がせ下着姿になったところで自分も裸になる。そしてそのまま彼女をベッドへと押し倒した。
「あんっ……もう始くんったらいきなりなんだから……」
「すみません、待ちきれなくて」そう言いながら彼女にキスをすると彼女もすぐに舌を絡めてきた。
「んふぅ……始くん、もっとぉ……」
俺は彼女の胸に手を伸ばし優しく揉み始める。彼女が甘い吐息を漏らし始めたのを確認してから、そのままゆっくりと手を下の方へと滑らせていく。
「ん……そこは、恥ずかしい……」
「どうしてですか?」
そう言いながら俺はさらに手を移動させ、やがて彼女の一番敏感な部分に触れる。彼女が体をビクリと震わせた。
「だってまだシャワーも浴びてないし」
「俺は気にしませんよ? むしろ興奮するかも」
「もう……始くんのエッチ……」
「嫌ですか?」
俺がそう聞くと彼女は黙ってしまった。どうやら満更でもないらしい。その証拠に彼女のそこはすでに潤っていた。
指先で割れ目に沿ってなぞると、ぐちゅぐちゅよ粘度の高そうな卑猥な音がする。俺はそれらの粘液をすくい取って指に絡めると、そのまま彼女の膣内へと挿入した。
「ああっ、だめぇっ!」
「ダメじゃないでしょう? こんなに濡らしておいて」
そう言って俺はさらに激しく指を動かす。
「ああっ! だめなのっ、それ以上されたらイッちゃう!」
彼女は俺の体に縋るように手を伸ばしながら達してしまうが、それでも俺が指を止めずに動かし続けると、今度は潮を吹きながら激しく体を震わせて絶頂に達した。
「はぁ……はぁ……」
「気持ち良かったですか?」
「うん……ねえ、今度は始くんとお互いに顔を見ながら愛し合いたい……」
そうおねだりする彼女にキスをすると、そのまま彼女を抱きしめて耳元で囁いた。
「渡辺さんが満足するまで何回でも付き合いますよ」
その後も俺たちは何度も体を重ね続けた。結局その日だけで5回ほどしてしまっただろうか。
渡辺さんは終始笑顔でとても幸せそうな顔をしていた。
◆◆◆
「そういえば、渡辺さんはクリスマスや年末年始はどうするんですか?」
彼女のシフトが気になり、俺はそんなことを質問する。
渡辺さんが出勤していないのに、クリスマスや年越しに一人でコンビニに行くのは少し寂しい。
「私はいつも通りよ、24日も25日もシフト入ってるし」
「……そうですか」
「……もしかして始くんって、クリスマスに私と一緒にいたかったりする?」
彼女がどこか照れたような、悪戯っぽい笑顔で聞いてくる。
俺としてはもちろんその気持ちはあるが、とはいえ彼女には家庭がある。言葉にしても困らせてしまうだけだろう。
俺が黙っていると、彼女は独り言でも呟くように言う。
「世間はクリスマスだけど、私は旦那も夜勤だし、子供を寝かせたらあとは寂しい夜だなあ……」
そう言って彼女は俺の手を取ると自分の胸に持っていく。俺は誘われるまま彼女の柔らかい胸に触れた。
「始くん、24日の夜は一緒に過ごさない?」
「いいんですか?」
「もちろん、だって私たち恋人同士でしょ? それに……」
彼女はそこで一度言葉を切ると俺の耳元に顔を寄せて囁いた。
「私はもう、始くんなしじゃ生きていけないから」
俺は彼女の体を抱きしめる。すると彼女も俺の背中に腕を回してきた。
「始くんはクリスマスプレゼント何が欲しい? 私何でも用意するよ?」
「じゃあ……渡辺さんが欲しいです」
俺がそう言うと彼女は一瞬驚いたような表情を浮かべた後、すぐに微笑んで唇を重ねて来るので俺もそれに応える。
「もう……始くんは本当にエッチなんだから」
そのまましばらく抱き合った後、もう一度キスをして、俺たちはお互いの体を弄り合うのだった。
◆◆◆
彼女との婚外恋愛も順調だったある日の夜、メッセージアプリを介して渡辺さんから電話がかかってきた。
珍しいなと思いつつ通話ボタンを押す。
「もしもし」
『あ、始くんごめんね? 急に電話しちゃって……今大丈夫?』
「大丈夫ですよ、何かありましたか?」
『あの……えっとね……』
彼女は少し躊躇った後、意を決したように口を開く。
『実はね、旦那と喧嘩しちゃったの』
「え? 本当ですか?」
『うん、最近帰りが遅いから旦那のスマホをこっそり確認したら、風俗嬢とのやり取りが出てきて」
「そうですか……」
頭の悪そうな男だとは思っていたが、本当に頭が悪かったようだ。
せめて都度やり取りを消すとか、メールやメッセージアプリ意外の手段で連絡を取るとか、もしくは普段使いのスマホとは別に浮気用の端末を別に用意するとか、いくらでもやりようはあるだろうに。もっと頭を働かせられないのだろうか。
『それで喧嘩して家を飛び出してきちゃったんだけど、その……始くんに会いに行っても迷惑じゃない?』
「もちろんです、大歓迎ですよ」
しかし旦那が馬鹿なおかげで俺にとっては好都合な展開だ。この機会に渡辺さんとの仲をさらに深めよう。
『ありがとう……じゃあ今から行くね』
そう言って彼女は電話を切った。
30分ほどすると彼女がやって来た。彼女は部屋に入るなり俺に抱きつくと、首の後ろに手を回してキスをしてきた。
「大丈夫ですか?」と声をかけると「始くんと会えたからもちろん」と微笑むが、その笑顔は少し弱々しい。
本当に情も未練もない相手なら、彼女はこんな表情はしない気がする。それについては率直に忌々しく思い、俺は初めて彼女の旦那に嫉妬した。
とはいえ、そんな旦那と喧嘩をした彼女は俺を頼り、今こうして腕の中にいる。
彼女の心の中から旦那を消し去り、俺に心も身体も依存させる、またとない機会が飛び込んできたとも言えるだろう。俺は彼女の頭を撫でながら思う。
「今日は泊って行ってください。帰りたくなければ、しばらくいてくれてもいいので」
「ありがとう……始くん大好き」
そう言って彼女はまた唇を重ねてくるので、今度は俺も積極的に応じることにする。
お互いの舌を絡め合いながら唾液を交換する濃厚なキスを交わし、やがて満足したのか彼女が口を離すと二人の間に唾液の橋がかかった。
「……ねえ始くん、こんな状況で恥ずかしいんだけど、もっと甘えてもいい?」
そう言いながら彼女は頬を赤らめ、もじもじと股をすり合わせ始める。
「もちろん、好きなだけ甘えてください」
「嬉しい……始くんの匂いに包まれてると安心するみたい。……旦那のことも家族のことも全部忘れさせて」
そう言うと彼女は俺の胸に顔をうずめた。
「シャワー浴びますか?」
「このままでいい……始くんの濃い匂いが好きだから」
そう言って再び俺の胸に顔を押し付けてくる彼女。可愛らしい仕草だが、どこか退行したような幼さも感じる。
「じゃあ、ベッドに行きましょうか」
そう言って彼女の手を引いてベッドへ横になる。互いの服を脱がせ合い、生まれたままの姿になると再び抱き合った。
「ねえ始くん……私もう我慢できないかも」
そう言うと彼女は俺の股間に手を伸ばし、すでに硬くなっているそれを優しく握り込んだ。
「始くんのこれ、舐めてもいい?」
その問いに俺が頷くと彼女はゆっくりと顔を近づけてきた。
舌先で軽く触れるとペロリと舐め上げる。最初はゆっくりと、次第に積極的になり、やがて喉の奥深くまで飲み込むような激しいフェラチオへと変わっていった。
俺は彼女の頭を両手で掴むようにして固定し、さらに腰を押し付ける動きを加えると、彼女もひどく興奮しているようで、自ら積極的に応えるように舌を動かし続ける。
やがて限界に達しそうになったところで俺は彼女の口から引き抜く。
その瞬間、亀頭の先から白濁液が飛び散り彼女の顔や髪にかかった。
「はぁ……はぁ……」
彼女は荒く息をつくと顔にかかった精液を指先で掬い取り、それを口に含むと妖艶な笑みを浮かべた。そしてそのまま俺に抱きつき耳元で囁いた。
「……挿れて」
「わかりました」
俺は彼女をベッドに押し倒し、正常位で挿入する。彼女の膣内はすでに蕩けそうなほど熱く濡れそぼっていた。
腰を動かすと甘い声で喘ぎ始めるので、その様子を見ながら俺はさらにペースを上げていく。
「はぁ……んっ、もうダメぇ」
彼女が限界を迎え一際大きく体を震わせた。
俺もまた彼女の膣内に精液を注ぎその味を覚え込ませる。
結合部から溢れ出た大量の愛液が複雑な染みの模様を作り、白いシーツを汚した。
◆◆◆
それから数日間、彼女は俺の家ですごし、そして彼女の家に戻って行った。旦那と話し合うためだ。
最初は渋っていた彼女も、俺が説得すると素直に了承してくれた。
電話で「旦那と離婚することになりました」という連絡を受けたのは二週間後のことだった。
彼女の気持ちは既に固まっており、話し合いと言うよりも報告に近かったらしい。お互いの両親も交えて相談を行い、慰謝料は貰わずに財産分与だけを行うことが決まった。
旦那は離婚を拒否していたらしいが、次第に大きくなる子どもの顔を見て旦那の顔を思い出すのも嫌だ、と主張して親権も放棄することを告げると、旦那の両親も離婚を承認する側に回った。
「それに始くんにとっても子どもは邪魔でしょう?」
頬を染めながら上目遣いで言う姿に、この人は母であることをやめて女になったんだな、と俺は自分が彼女を完全に寝取ったことに達成感を覚える。おそらく彼女は俺の言うことには、もう何でも従うだろう。俺がしたいといえばどんな恥ずかしい行為でもするだろうという確信があった。
俺は彼女を引き寄せて強く抱きしめるとその唇を奪った。彼女もまたそれに応えてくれるように舌を絡めてくる。
そのまま彼女の体を弄り胸やお尻など色々な部分を愛撫していくが、一番敏感な部分だけは徹底的に避けて焦らした。
「始くん……いじわるしないで……」
そう言って切なそうな表情を浮かべる彼女に優しく囁く。
「どうして欲しいんですか? 言ってくれないと分かりませんよ?」
これからどんなふうに可愛がってやろうか、どんな淫らな女に仕込んでやろうか、そんなことを思いながら俺は笑みを浮かべるのだった。
(終)