初不倫は人をダメにする巨乳人妻熟女と(6)

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 バスルームから出ると俺たちは裸のままベッドに向かった。部屋に入るなりすぐ瞳さんに押し倒されてしまい、そのまま何度もキスを交わすことになったのだが、それが段々とエスカレートしていき、最終的には体位を入れ替えながら、お互いの身体を貪るような激しいセックスをしていた。
「あぁっ! いいっ! いいっ!」瞳さんは四つん這いになって後ろから突かれる体勢になり、獣の交尾のような格好で快楽に溺れている。その姿はとても淫らで美しい。こんな動物のように理性をかなぐり捨てた姿を誰かに見られたらどうなるだろうか。だが客観的に見れば、それは俺も同じなのかもしれない。余裕もなく、ただ目の前の雌を孕ませることしか考えられない。

 そんな状態で腰を振り続けているものだから。ペース配分も何もあったものではない。
「あぁっ! また出るよ、瞳さん!」
 俺は叫ぶように言うと彼女の大きな尻を掴み、思い切り引き寄せた。膣内がより一層締め付けてくる感覚に耐えるつもりもなく、そのまま奥へ奥へと射精する。瞳さんはビクビクと身体を震わせながらも、こちらを振り向いて妖艶な笑みを浮かべたかと思うと、誘うように自ら腰を動かしてくる。その動きはまるで挑発するかのようで、俺のものはあっという間に彼女の膣内を往復できるくらいの硬度を取り戻す。

「ああっ! すごいっ!」
 瞳さんは歓喜の声を上げながら、自ら積極的に腰を動かし続けている。いったいどれだけの時間こうしているのだろう。その姿はとても淫らで美しく、俺はもう完全に瞳さんに魅了されてしまっていた。
「もっとちょうだいっ! いっぱい欲しいのぉっ!」
 瞳さんがそう叫ぶが、もはや俺のものは彼女の中を出入りしながら、先端からだらだらと垂れ流すように精液を吐き出し続けている。とっくに限界は越えているはずなのに、ただただ興奮が収まらず、むしろ更に性欲が増進しており、衝動に突き動かされて腰を動かす。

「ああっ! すごいぃっ!」瞳さんが一際大きな声を上げると同時に身体を弓なりに反らせる。彼女もこれで何度目の絶頂をを迎えたのだろう。膣内がきゅんと収縮して締まり、それに釣られて俺も再びイってしまったようだ。だがそれで終わるわけもなく、俺はそのまま彼女の腰を掴み直すと、さらに激しくピストン運動を開始した。
「あぁっ! もうダメぇっ! 壊れちゃうぅっ!!」瞳さんも絶叫するように喘ぎながらも、それでもなお腰を動かすことを止めない。俺たちはお互いの身体を貪り合うようにして何度も交わり続けた。まるで獣のように本能のままに求め合い、時間を忘れて快楽を貪る生き物になっていた。

◆◆◆

「はぁ……はぁ……」
 お互いに肩で息をしながら呼吸を整える。瞳さんは仰向けになると大きく脚を開き、自らの秘所を広げて見せた。そこは嬉しそうにひくつきながら、溢れ出た白濁した液体をとろとろと垂らしていた。
「あぁ……熱いのいっぱい出てる……」
 瞳さんはうっとりとした表情を浮かべながら呟いた。そんな彼女を見ていると愛おしさがこみ上げてきて、俺は思わず唇を重ねていた。瞳さんもそれを受け入れるように緩慢に舌を絡めてくれる。

 長い口づけの後ようやく口を離すと唾液が糸を引いた。そしてそれを拭う間もなく、どちらからともなく再び濃厚なキスを交わすことになる。退廃的な口づけを終えて、俺は思い出したように「あぁ……ごめん……」と呟く。それが何に対して向けられた謝罪だったのか、自分でもよく解らない。
 瞳さんは気にする様子もなく微笑んでいるだけだった。むしろどこか嬉しそうですらある。彼女は俺のものが入ったままの下腹部を撫で回しながら口を開いた。
「たくさん中に出されちゃった……」

 そんな様子を見ていると、何とも言えない興奮が湧き上がってきた。俺は無意識のうちに彼女の胸に手を伸ばしていた。
「あんっ……」
 瞳さんが甘い声を漏らして小さく体を震わせる。もしかすると情交の余韻で軽く達してしまったのかもしれない。そのまま胸を揉みしだいていると、彼女は身体をくねらせて悶え始めた。その姿にますます劣情を催してしまう自分がいることに気づき戸惑うものの、俺は蜜に誘われた羽虫のように彼女の巨乳に吸い寄せられる。瞳さんも俺の頭を抱え込むように抱き寄せるので、俺は微睡むように彼女の乳首を咥えて口の中で弄んでいた。

 時折、瞳さんが切なげな声を上げるが、俺はそれに構わず彼女の乳房を吸い続けた。時折歯を立てて甘噛みしてやると、その度に彼女はピクンと反応して甘い吐息を漏らす。それが可愛くてつい何度も繰り返してしまう。
「あぁ……もうだめ……またしたくなっちゃうからぁ」
 そう言いながらも瞳さんの表情はどこか期待しているようにすら見えるのだが。だがさすがにこれ以上続けるわけにもいかないだろうと思い直し、名残惜しいが口を離すことにした。唾液まみれになった乳房の様子が実に卑猥で、思わず見惚れてしまうほどだった。

「ねえ拓巳くん」瞳さんは熱っぽい眼差しをこちらに向けると囁くように言った。「また会えるよね?」
 一瞬何を言われたのか理解できなかった。だがすぐに理解すると同時に心臓が高鳴るのを感じた。俺は期待に満ちた眼差しを彼女へと向けて頷く。瞳さんの顔が近づいてきて唇を奪われた。舌を差し入れられ絡ませ合う濃厚な口付けを交わすうちに、段々と思考が蕩けていって何も考えられなくなっていった。まるで恋人同士のような熱い接吻を交わした後で、彼女はゆっくりと顔を離していく。唾液の糸が伸びていきプツンと切れたところで我に返ったかのようにハッとした表情を見せたかと思うと、誤魔化すように笑みを浮かべるのだった。

「ふふ……ごめんね、変なこと言っちゃって」
 瞳さんは彼女は照れ臭そうに笑うと、俺の頭を優しく撫でてくれる。俺は黙ってそれを受け入れた。それはとても優しくて心地良いものだったのだが、同時にどこか物足りなさを感じてしまい、ついもう片方の手を掴んで自分の股間へと導く。
「……もうっ」
 彼女は呆れたように言うと、それでも満更でもない様子で俺のものを握ると、そのまま上下に扱いてくれる。
「ねえ拓巳くん。私のこと好き?」
「うん、好きだよ」

 素直に答えると彼女は嬉しそうな顔をする。その表情はとても可愛らしくて見惚れてしまったほどだった。俺が見つめていることに気付いたのか、彼女もまたこちらを見つめ返してきたかと思うと恥ずかしそうに目を逸らした。その様子がまた可愛らしいと思ってしまう自分がいることに気づくと同時に、胸の奥底から熱い感情が溢れ出してくるのを感じた。
 俺は彼女を抱きしめる腕に力を込める。すると彼女もそれに応えるように抱き返してくれた。それが嬉しくてさらに力を込めると、苦しいよと言いながらも優しく背中を撫でてくれるのだった。それが心地よくていつまでもこうしていたいと思った。

 肌と肌で触れ合い、ただお互いの存在を感じ合うだけで満足だと思えたからだろう。それからどれくらい時間が経っただろうか? 不意に彼女の腕が離れてしまい、残念に思っていると頬に柔らかい感触が伝わってきた。瞳さんがキスしてくれたのだと気付いた時にはもう離れていたのだが、それでもとても嬉しかったし幸せだと思った。
 何か言いたげにもう一度キスしてくれる瞳さんの表情はどこか不安げだったけれど、それでも俺を安心させようとしているのか微笑んでくれていて、それがとても愛おしく感じられたので思わず抱きしめてしまった。
 彼女は一瞬驚いた様子を見せたもののすぐに嬉しそうに受け入れてくれて、俺たちはお互いの存在を確かめ合うようにして抱き合ったまま眠りについたのだった。


(続く)