初不倫は人をダメにする巨乳人妻熟女と(7)

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 初めて会ってから数週間後、俺と瞳さんは頻繁に会うようになっていた。互いに家庭がある身なので自由になる時間は決して多くはない。それでも仕事の合間や帰宅の際など、俺たちは僅かな時間であっても可能な限り会う機会を作り、乾いた心を潤すように逢瀬を重ねた。
 瞳さんと会う度に、彼女との情交に溺れていく自分がいた。何度しても飽きることはなく、むしろもっとしたいと思ってしまう。それは彼女も同じようで、会う度に何度も求め合った。そしてその度に俺は彼女に夢中になっていくのだった。

 仕事中も常に瞳さんは今頃どうしているかな? と考えてしまう。あの豊満な肉体を持つ彼女が、オフィスで痴態を繰り広げる姿を想像しては興奮し、休日の会社に彼女と忍び込んでセックスするのも刺激的だろうと予定を立てる。街を歩いていても薄暗い路地を見かけると、ここに瞳さんを連れ込んで背後から思いっきり突き上げたらどんな反応をするだろうかと妄想し、それが現実にならないかと期待してしまう。
 何をしていても何処にいても、ふとした隙に瞳さんとの情事に思いを馳せてしまい、俺はいつの間にかすっかり彼女の虜になってしまっていた。

「拓巳くん、どうかしたの?」
 ゆっくりと近づいてくる気配を感じて、顔を上げると目の前に瞳さんの顔があった。どうやら俺がぼうっとしていた間に、彼女はシャワーを浴び終えたようだ。心配そうに俺の顔をのぞき込んでいる。
「いや……何でもないよ」
 本当に何でもないのだからそう答えるしかない。だが彼女は納得していない様子だった。
「……ねえ拓巳くん、最近何か悩んでることがあるんじゃないの?」
 瞳さんが真剣な眼差しを向けてくるので、ああ綺麗だなあ、などと余計なことを考えつつも平静を装い答える。

「いや、本当に別に何も……」
「遠慮しないで話してよ」
 そう言って彼女は俺の手を取り引き寄せると優しく抱きしめてくれる。柔らかい感触に包まれて安心感を覚えると同時に、彼女の甘い匂いに包まれて頭がクラクラした。「ねえ、教えて」耳元で囁かれる甘い声に背筋がぞくっとする。俺は観念して、悩み事なんてあるかな、と考えながら口を開いた。

「……最近、よく眠れないんです」
「え? そうなの?」
 意外そうな声を上げる瞳さんに、うんと頷くことで肯定の意を表す。まあ嘘ではない。ベッドに入るとつい瞳さんとの情事を思い出してしまい、悶々として眠りが浅くなるのは本当だ。すると彼女は何か考える素振りをした後で言った。
「そっか……でも心配いらないよ。私が一緒に寝てあげるから」
 そう言って微笑む彼女に思わず見惚れる。だがすぐに冷静になると慌てて首を振った。

「……いやいや、お互いに家庭もあるし、さすがにそれはまずいよ」
「大丈夫だよ。バレなければいいだけだもの」
「……そういう問題じゃないと思うんだけど」
 そう言いながらも俺は満更でもない気持ちだった。何より彼女から誘ってくれるが嬉しい。彼女が不意に顔を寄せてくるので、反射的に目を閉じてしまったが、唇には何も触れることはなく耳元で囁かれただけだった。
「ねえ拓巳くん……今度お泊りで出かけよう?」

 ああ駄目だ。そんなことを言われて断れるわけがない。俺は黙って小さく首を縦に振った。
「やった! 約束だからねっ」
 彼女は嬉しそうな声を上げると、そのままぎゅっと抱きしめてくる。大きく柔らかい胸が押し付けられて心地良い気分になる。もうこのまま何もかも忘れて、ただ彼女のことだけを考えていられたらいいのに。いや待て、俺は何を考えてるんだ? これ以上踏み込めば取り返しがつかなくなるかもしれないのに。だがそんな葛藤とは裏腹に体は正直で、既に下半身は臨戦態勢になっていた。それを見た瞳さんが笑う気配がしたので慌てて誤魔化そうとするが遅かったようだ。

「うふふ、もうこんなに大きくしちゃってる」
 悪戯っぽく笑いながら、彼女がズボン越しに優しく撫でてくるので、もうセックスのことしか考えられなくなる。瞳さんもすっかりその気になり、今度はチャックに手をかけあっさりと前を開けられた。完全に勃起した陰茎が露になると、瞳さんはそれを見るなりゴクリと唾を飲み込んだ。
「拓巳くんの……おちんちん、とっても素敵だよ……」瞳さんの口から漏れた呟きを聞いて、ますます興奮してしまう自分がいる。彼女はうっとりとした表情のまま、指先で裏筋をなぞりながら、自らの唇を舌で舐めていた

「ねえ拓巳くん……私、もう我慢できないよ……」
 そう言って瞳さんは俺の股間に顔を埋めてきたかと思うと、そのままパクリとくわえ込んだ。温かく湿った感触に包まれて腰が抜けそうになるほどの快感に襲われる。
「ちゅぱっ……れろっ……んっ……」
 音を立てながら頭を前後に動かす彼女を見て興奮しないわけがなかった。時折、上目遣いでこちらを見上げる瞳さんと目が合うと、それだけで絶頂を迎えそうになるほどだ。

「ちゅぱっ……んむっ……」
 舌先を使って亀頭を舐め回され、尿道口を刺激されるとあっけなく射精感が高まってくる。つい腰を浮かせてしまったところで再び喉奥まで飲み込まれたかと思うと、今度は吸い上げられるような感覚に襲われた。その快感に耐えきれずに彼女の頭を掴んで押さえつけると、嫌がるどころかむしろ嬉しそうな表情を浮かべて積極的に奉仕を続けている。
「拓巳くん、このまま口に出していいよ……」そう言って彼女は自分の乳房を持ち上げると、俺の陰茎を豊かな胸の間に挟んで擦りながら、亀頭の先端をちろちろと刺激した。

 そんな光景を見ているだけで射精してしまいそうになり、俺は衝動の赴くままに目の前の雌の身体を用いて快楽を貪った。
「うっ……出るっ……!」
 勢いよく飛び出した大量の精液が、彼女の口から溢れて顔や胸にかかってしまう。それでも彼女は嫌な顔一つせず、むしろ口元から精液を垂らしながら、幸せそうな表情を浮かべていた。
 そして見せつけるように口元についた白濁液を指で掬い、そのまま口に含んでいやらしく舐め取る。その仕草があまりにも淫靡で、俺は瞳さんの口元から目が離せなかった。全てを綺麗にし終えた彼女が、ようやく口から指を抜いてくれたので、ほっとすると同時に少し残念な気がした。

「ごめん……つい夢中になって」
 そう言って謝る俺に、瞳さんは蕩けたような表情で耳元に口を寄せて囁いた。
「謝らなくていいんだよ? だって拓巳くんが私の身体に満足してくれた証拠なんだから」
 そんな彼女の一言で、また俺の股間が熱くなる。それを見つけた瞳さんは誘うように言った。
「おねがい、拓巳くん……次は私のここに入れて欲しいな……」
 そう言って露わな下半身と自らの秘所を見せつけるように脚を開くと、指で割れ目を開いて見せる。そこは既に濡れそぼっていてヒクついており、まるで別の生き物のようにさえ見えた。

「ほら……もうこんなになってるんだよ? 早く挿れて欲しいな……」
 そう言って甘えた声でおねだりしてくる瞳さんを見て我慢できるはずがなかった。俺は誘われるままに彼女の上に覆い被さると一気に挿入した。ずぶぶっと卑猥な音と共に肉棒が飲み込まれていく様子が見える。膣内は温かくヌルついていて心地良い締め付け具合だった。
 もっと頂戴と言わんばかりに見つめてくる瞳さんに応えるべく、さらに腰を前に突き出すと彼女の一番奥深い場所まで侵入する。その瞬間、膣内が激しく収縮しペニスを強く締め付けてきた。危うく射精してしまいそうになったが何とか耐える。しかしそれも束の間のことで、彼女が自ら腰を動かし、貪欲に俺のペニスを味わい始めたことで、またすぐに達しそうになってしまった。

「ああぁっ、すごいっ、拓巳くんのおちんちん気持ちいいっ!」
 パンッ! パァンッ!! という肉同士がぶつかり合う音と共に彼女の大きな胸が上下に激しく揺れ動く。その動きに合わせるように膣内が激しく痙攣し始めてきたのを感じた瞬間、俺は限界を迎えた。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精子を流し込むと同時に、彼女もまた絶頂を迎えたのか一際強く締め付けられた。その刺激に耐え切れず俺も二度目の射精をしてしまうが、それでもなお衰えることはなく硬さを保ったままだ。
「あぁっ、出てるっ、いっぱい出されてるぅっ」
 子宮口に先端を押し当てられたまま、熱い奔流を流し込まれる感覚に、瞳さんは歓喜の声を上げている。もっと欲しいとねだるように腰を押し付けてくる姿が愛おしく思えてならない。

「はあっ……あっ……。もうっ、わたし……拓巳くんに会う前の生活になんて戻れないよ……」
 それからも俺たちは時間を忘れて何度も体を重ね、お互いに何度絶頂を迎えても飽きることなく求め合い続けた。
「……ねえ、拓巳くん……今度のお泊まりデート、私が行き先を決めてもいい?」
「うん、もちろんだよ」
「ありがとう、ずっとしてみたいことがあったの……楽しみにしててね」

 一体どんな場所に連れていかれるのだろう? そんなことを考えていると不意に唇に柔らかいものが触れた。瞳さんがキスをしてきたのだと分かった瞬間、胸が高鳴るのを感じた。
「んっ……ちゅっ……」
 それは触れるだけの優しいものだったが、それだけで十分に満ち足りて幸せだった。


(続く)