笑顔が可愛くておっぱいが大きな女教師に一目惚れした学生時代(2)

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 秋を迎えても僕と美奈子先生との関係は深まっていった。
 彼女と触れ合う時間は夏休みの頃と比べればもちろん減った。しかし時間を見つけては、僕たちは逢瀬を重ね愛を確認し合った。
 放課後の教室や、昼休みの屋上など、探せば学校には二人きりになれる場所が意外とたくさんあった。

 昼休みに旧校舎の階段の踊り場で、美奈子先生と濃厚なキスを交わしたこともある。
 僕たちは四六時中、互いへの想いに支配されているかのようだった。それほどまでに僕たちは体を重ね合うことに執着していたし、その理由は一つではなく、様々な理由が絡み合ってのことだったと思う。

「悠の彼女でいる限りは、私はずっと先生でいられるよ」と美奈子先生は言った。
「だから安心してね」
 そして彼女は僕の頭を優しく撫でながら言うのだった。
「大好きだよ」

 僕は彼女とのセックスに飽きることはなかったが、より深い快楽と刺激を求めて様々なことを試しもした。
 彼女もまたその行為を咎めなかったし、若い好奇心を受け入れて、むしろ楽しんでいたように思う。
 二人の立場上、安易なリスクや刺激を追い求めることはしなかったが、お互いにそれを承知しているという信頼と安心が、むしろ僕たちの性行為を過激なものへと導いた気がする。

 彼女が多少乱暴に扱われると恍惚とした表情でうっとりすることに気付いてからは、強めに胸を揉んだり乳首を捻ったり、両手足を拘束したり、アイマスクで視界を奪った状態で挿入したりといったことも試してみた。
 たぶん学校で行う背徳的な行為への罪悪感や、非現実感もスパイスになっていたのだろう。

「……やっぱり悠には、私がマゾっ気があるって、もう気づかれてるよね?」
 おずおずと、少し申し訳なさそうに彼女が言う。 

 僕はそれには直接答えずに、彼女の豊かな乳房を強く揉みしだきながら聞いた。
「こういうのは?」
 彼女は快楽に耐えるように僕の首に唇を寄せると軽く甘噛みしながら言った。
「……大好き」

「じゃあ、どうしたい?」
 僕が訊くと彼女は腰をくねらせながら答えた。
「このまま……めちゃくちゃに犯して欲しい」
 彼女の体はいつも以上に熱を帯び、敏感で、僕を求めていた。

「我慢できない」と彼女は言った。
「こんなにされて……悠にいやらしい女だってばれて、先生なのに、我慢できない」
 僕は彼女の乳房から手を放し、両手で腰を抱え上げた。「いいよ。めちゃくちゃに犯してあげる」

 彼女は僕の首の後ろに両手をまわすと僕を見つめて言った。
「めちゃくちゃにして……」
 僕たちはそのまま獣のように交わり、彼女が望むがままに、僕は彼女の中に何度も何度も射精した。

◆◆◆

 美奈子先生は概ね僕の変遷と成長を喜んで受け入れてくれたし、僕は僕で少しずつ彼女の感じやすい部分を理解していったので、激しいプレイもやがて甘い刺激へと変わり、最終的には二人でその倒錯した行為に夢中になった。

 その日も彼女は両手足を拘束されて、目隠しをされた状態で僕に犯されていた。

「あっ、ああっ……。悠っ」

 彼女は僕の名前を何度も呼びながら快楽に喘いでいた。僕は彼女の豊かな乳房を両手で強く揉みしだきながら言った。

「気持ちいい?」
「いいっ! ああん!」
 彼女はそう答えると体をわななかせながら達した。
「もう……お願い、こんなの、ダメ……」

 目隠しの布を涙で濡らし、口からは涎を垂らしながら、彼女が堪らないとでもいうように訴える。
 僕は彼女の体を仰向けにすると両足首を掴み大きく開かせた。そしてそのまま腰を打ち付けた。

「あっ! ああん!」

 僕が腰を打ち付けるその度ごとに、彼女の中は僕をきつく締め付けて離そうとしない。
「いいっ……すごくいいっ」
「どうされるのがいいの?」
「ああ……。悠にめちゃくちゃにして、欲しい」

 彼女は僕の動きに合わせて何度も達し、やがて僕も彼女の中で果てた。

 行為の後、僕たちは裸のまま抱き合っていた。

「……悠はさ、私がいなくなったらどうなっちゃうんだろう」

 その問いは僕の心の中にゆっくりと染み込み、僕は答えることができなかった。

「……わかんないや」
「うん……そうだよね。変なこと聞いてごめんね」と美奈子先生は言ったが、しばらく沈黙が続いた後、また口を開いた。
「でもさ、私は悠にはきちんと幸せになって欲しいなって思ってるよ」
 それは彼女の本心だったのだと思う。
 同時に彼女が二人の将来について突き詰めて考えることを避けた結果、出てしまった安易な言葉でもあるような気がした。

 彼女にとっても僕にとっても、二人の未来について答えを約束するには重すぎた。
 僕はそんな彼女の葛藤に気付かない振りをして、彼女を強く抱きしめた。「うん」
 美奈子先生はそんな僕の背中を優しく撫でてくれた。

◆◆◆

 ある雨の日だったと思う。
 その日はテスト勉強期間中で部活動は休みだった。
 僕たちは放課後の空き教室で、互いの性器を愛撫していた。

 彼女はいつものように僕のズボンと下着を脱がせ、跪いてそれを口に含んでいたし、僕は椅子に座って足の指で彼女の性器を愛撫していた。
「先生っ……僕もう、出そうです」
「うん……いいよ。このまま口に出して」

 彼女はそう言ってさらに深く僕のものを咥え込み、僕は彼女の口の中に射精した。
 美奈子先生はそれを全て飲み干して、それから僕のものを綺麗に掃除してくれた。僕は興奮と背徳感で鼓動を乱し、そんな僕とは裏腹に彼女は落ち着いた様子で射精後の肉棒に奉仕をする。

「私のお口、気持ちよかった?」
「……うん」
 彼女は僕のものを綺麗に掃除しながら、いたずらっぽい笑みを浮かべて言った。
「また大きくなっちゃったね」
「そりゃそうだよ……」僕が言うと彼女は笑って言った。

「悠のここ、本当に素敵」
 そう言って美奈子先生は僕のそれを指でつついた。
 そして僕たちはそのまましばらく見つめ合った後、どちらからともなくキスをした。それはとても甘いキスで、僕たちは何度も角度を変えて互いの唇の感触を味わい合った。

 僕は彼女の唇の感触を味わいながら、このまま時間が止まればいいのにと思った。そんな僕の願いもむなしく、彼女はゆっくりと僕から唇を離すと、それから少し恥ずかしそうに言った。
「ねえ、悠……私もう我慢できないかも……」
 好きな女性に、そんな表情でこんなことを言われて、我慢できる男がいるわけがない。

「先生、立って」と僕は言った。「そこの壁に手をついてお尻を突き出してよ」
 僕の言葉に彼女は期待するように熱い吐息を漏らすと、言われた通り従う。
「これでいい?」
 僕は黙って彼女の腰を掴むと一気に奥まで挿入した。そしてそのまま激しく腰を打ち付ける。

「あっ! ああん!」

 彼女が悲鳴のような声を上げる。僕は彼女の両腕を掴んでさらに強く腰を打ち付ける。

「ああっ! ああんっ」

 美奈子先生が甘い嬌声をあげると、僕は彼女を振り向かせてキスをしながら腰を動かす。
 彼女の口の中はとろけそうに熱く濡れていて、柔らかい舌は生き物のように僕の口の中でうごめいた。

 僕たちは何度も体位を変えながら交わり続けた。
 その間も彼女は何度も絶頂を迎えていて、そのたびに僕は射精をこらえながらひたすら彼女の体を求めた。

「もうだめっ! ゆるして!」
 美奈子先生が懇願する。僕は構わずにさらに激しく彼女を突き上げる。
「ああっ! もっと!」彼女の口からは絶えず甘い声が漏れ続け、その瞳には快楽の涙が浮かんでいる。

 限界を迎えた僕のものが彼女の中で精を吐き出し果てると、彼女は大きく体をのけぞらせて達した。
 僕たちはそのまま床に座り込み、しばらくの間抱き合ったまま荒い息を吐いていた。
「悠……大好き」と彼女が言った。僕もまた彼女に「大好きだよ」と答えた。

 僕たちは互いに見つめ合った後、唇を重ねた。
 それはまるで言葉にできない誓いのようだった。

 ただ誓いのキスを交わす二人を見つめる証人もまた、その場にいたことは気づいていなかった。


(続く)