放課後は人妻美術教師から手ほどきを(3)

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 放課後、美術室でいつものように絵を描いていると真奈先生が話しかけてきた。
「ねぇ……今日もウチに来て欲しいな」
 もちろん断る理由は無いので、僕は真奈先生と一緒に彼女の家に向かった。家に着き玄関に入ると、真奈先生は僕の手を引いて寝室へと向かった。そしてそのままベッドへと押し倒された。
「ねぇ……私のこと好き?」
 彼女は僕に覆い被さるようにしながら聞いてきた。僕は答える代わりにキスをした。彼女もそれに応えるように舌を絡める。僕たちはお互いの唾液を交換し合うような激しい口づけを交わし続けた。やがて彼女は唇を離すと、今度は首筋から鎖骨へと舌を這わせてきた。その度にゾクゾクとした快感が背筋を走り、僕は思わず声を上げてしまう。
「ふふ……可愛い声ね」
 真奈先生は楽しげに笑いながら僕の服を脱がせ始めた。僕もそれに応えるように彼女を抱き寄せて服を脱がせる。彼女は甘い吐息を漏らしながら身体をくねらせる。僕は彼女の反応を楽しむように愛撫を続けた。真奈先生は敏感になっているのかビクビクと身体を震わせていた。ふと彼女の陰部をなぞっていた僕の手に温かい液体がかかったのを感じる。彼女は僕にもたれ掛かると肩で息をしていた。

「……次は私が貴方を満足させてあげるわね」
 真奈先生は妖艶な微笑みを浮かべながらそう言うと、僕の股間に顔を埋めてきた。そしてそのまま僕のモノを口に含むと舌で舐め回し始めた。彼女の舌は的確に弱点を刺激し、僕はあまりの快感に思わず腰を浮かせてしまうほどだった。
「そろそろ限界かしら? イクときは私の中で出すのよ……」
 真奈先生はそう言って僕の上に跨がってきた。そしてゆっくりと腰を落としていき、やがて根元まで飲み込むと満足そうな表情を浮かべた。
「ねぇ……動いてほしい?」
 僕はコクリと首を縦に振ると、真奈先生は妖艶な笑みを浮かべながら上下に動き始めた。彼女の膣内はまるで別の生き物のように蠢き、僕のモノを締め上げる。それはまるで搾り取るような動きで、あまりの気持ちよさに果ててしまいそうになった。だがそれでもなお彼女は動きを止めようとしないため、僕は必死になって我慢を続けた。結合部からは愛液が溢れ出し、それが潤滑油となってさらに快感が増していく。
「私の身体……気持ちいい?」
 真奈先生は僕を見つめながら訊ねた。僕はその問いに答える余裕もなく快楽に溺れていた。やがて限界が近づいてきた時、彼女は僕に覆い被さり耳元で囁いた。
「私の中を精子でいっぱいにしたい?」
 僕はその言葉を聞いた瞬間、一気に彼女の中に放出した。それと同時に彼女も絶頂を迎えたようで膣内が激しく痙攣し、僕のものを強く締め付けてきた。彼女の肉という肉が歓喜に震えているようだ。僕もまた放出するたびに痺れるような快感が全身を襲い呻き声が込み上げた。
 真奈先生は荒い息でしばらくそのままの体勢でいたが、やがてゆっくりと引き抜くと、ぐったりとしている僕の頭を抱き寄せてキスをした。

◆◆◆

 春から夏へと季節は流れ、夏休みには二人で旅行に行き楽しい思い出を作った。
 秋になると文化祭のために、僕も美術部員として作品制作に取り掛かる。
 僕は真奈先生との思い出を絵に描いて展示することにしていた。真奈先生とのひと夏の思い出を抽象画として描くのだ。僕は絵筆を手に取り、キャンバスへと向かった。

 これまで僕は彼女の絵を何枚も描いた。彼女が新しい表情を見せてくれるたびにそれを心に刻み、白いキャンバスに映し、欲情で塗りつぶした。それは彼女自身も知らない彼女の一面だった。僕は描いた絵を全て彼女に贈り、彼女もまた僕の想いに応えるかのように新しい彼女を見せてくれた。
 僕は絵が上手いわけではない。技術も拙いし光る才能があるわけでもない。でも僕には真奈先生がいた。彼女への複雑な感情が僕の創作意欲であり、それは彼女自身が作品を解釈し新たな彼女を僕に見せてくれることで、グロテスクに増幅されていった。
 もっと素晴らしい、もっと僕の心を満たす真奈先生を描かなければならない。彼女と過ごした思い出を造形に詰め込み、彼女と過ごした日々の鮮烈を色彩に重ねる。僕は自分の作品を誇らしく思っている。文化祭用の絵が完成した日、僕は真奈先生と手を繋ぎながら美術部を後にした。

 冬が訪れた放課後でも、僕は真奈先生の待つ美術室で情事に耽っていた。彼女は机に座り、足を開いて僕を誘うように微笑んでいた。僕はズボンを下ろして彼女の前に跪くようにしてその美しい割れ目に顔をうずめる。そこは既にしっとりと濡れており、濃厚な女の匂いが立ち込めていた。僕は彼女のクリトリスに吸い付いたり舌で転がしたりしながら彼女を悦ばせた。そして十分に濡れたところで指を挿入し、中をかき回した。
 真奈先生は身体をビクビクと震わせながら甘い声を上げるが、まだ物足りないといった様子だ。そこで僕は自分のものを取り出し彼女に握らせると上下に動かし始めた。すると彼女はさらに強く握り返しながら激しく手を動かし始めた。
 僕は机の上の彼女に覆い被さるように挿入した。彼女の中はとても熱くて柔らかくて心地よかった。僕は夢中で腰を動かし真奈先生は何度も絶頂を迎えたようでその度に僕のものを強く締め付けてきた。やがて限界が近づくと彼女はキスをせがみ、僕らは舌を絡めながら強く抱きしめ合い同時に果てた。どくんどくんと脈打ちながら大量の精液が吐き出されるのを感じる。真奈先生はその感覚に酔いしれるかのようにうっとりとしていた。

 僕と真奈先生は繋がったまましばらく抱き合っていた。僕は彼女の胸に手を伸ばし揉み始めた。柔らかくて大きな乳房は僕の手の動きに合わせて形を変える。彼女は甘い吐息を漏らしながら身体をくねらせた。僕は彼女のお腹をなぞりながら徐々に下へと移動させる。彼女の秘部に触れ、繋がりを確かめ、僕はゆっくりと抽送を再開する。真奈先生は切なげな声を上げた。
「いいわ、もっと……もっとして」
 僕は言われるまま徐々に激しく動いた。真奈先生はその度に身体を反らせて悶える。彼女膣内がキュッキュッときつく締まり、飛び散る愛液が接合部を濡らす。彼女の両腕が僕の背中をひしと抱く。
「あぁっ! ……もうだめっ、イクっ……!」
 彼女の中は激しく痙攣し、僕はその快感に抗えずそのまま彼女の中で果ててしまった。彼女はそれを膣内で受け止めると余韻に浸るように、しばらく繋がったまま僕の頭と背中を撫でていた。

◆◆◆

 季節が変わるように、僕と真奈先生の関係も変わる。僕らはより心の深い部分で繋がり合うようにようになっていた。僕は毎日のように彼女と身体を重ね合わせた。

「ねぇ……貴方は私だけのものよね?」
 ある日、突然真奈先生がそんなことを言った。僕は戸惑いつつも彼女の問いに対して肯定した。すると彼女は満足そうに微笑むと僕に抱きついてきた。
「私ね、もっと貴方を感じたいの」
 真奈先生はそう言って僕のものを触り始めた。僕は思わず声を上げてしまうが、すぐに快感に耐えられなくなり絶頂を迎えてしまった。彼女は嬉しそうに微笑みながら手についた精液を舐め取っていた。そしてそのまま僕のペニスを口に含み、舌を絡めるようにして舐め回してきた。僕はその快感に耐えきれず再び射精してしまうが、それでも真奈先生は執拗に求め続けてきたのだった。

「教えて……次はどうして欲しい? 私のこと好きにしていいのよ」
 真奈先生は妖艶な笑みを浮かべながら僕に問いかけた。僕は思わず唾をごくりと飲み込むと、真奈先生に誘われるままに服を脱ぎ始めた。そして全裸になると仰向けになり寝転がった。すると真奈先生が覆い被さるように近づいてきて、僕の胸に舌を這わせてきた。同時に僕のものを優しく手で包み込むようにして刺激し始める。
「硬くなってる……ここ気持ちいい?」
 僕は羞恥心を感じながらも小さく首を縦に振った。すると彼女は満足そうな笑みを浮かべるとさらに激しく手を動かし始める。やがて僕は限界を迎えそうになった時、突然彼女が動きを止めてしまった。

「ちゃんと……どうして欲しいのか言ってみて?」
 真奈先生は意地悪そうな笑みを浮かべて聞いてくる。僕は恥ずかしがりながらも彼女に懇願した。
「お願いします……イかせてください」
 すると彼女は満足そうに笑みを浮かべると僕のものに顔を近づけた。そしてゆっくりと舌を伸ばしながら口に含むとそのまま上下に動かし始めた。その快感に思わず声を漏らしてしまう。真奈先生はそんな僕を観察しながらさらに激しく責め立てる。やがて僕が絶頂を迎えそうになると、彼女は口を離して激しく手を動かし僕を射精へと導く。
「イって……私の手でおチンポしごかれて、精液ぴゅーぴゅー出して?」
「真奈先生にイかせて欲しいです。んっ……おチンポから精液出しますっ」
 彼女は再び僕のものを口に含み激しく扱きながら吸引した。
 僕はついに限界を迎え大量の精液を放出する。真奈先生はそれを全て飲み干し妖艶な笑みを浮かべた。

「これで満足? ……次はどうして欲しい?」
 僕は真奈先生の中に挿入したいと答えた。
 彼女は「よくできました」と呟き、僕の上に跨るとゆっくりと腰を下ろしていった。
「あぁ……入ってくる……」
 彼女は甘い吐息を漏らしながら僕のものを飲み込んでいく。やがて全てを受け入れた後、今度は前後に動き始めた。真奈先生の膣内がぬるりと締め付けるような感覚を与えてくれた。僕は堪らず声を上げてしまう。彼女の腰の動きに合わせて自分からも積極的に腰を動かす。
「ねぇ……私の中ってそんなに気持ちいいの?」
 真奈先生はそう聞きながら僕のものを強く締め付けてくる。僕は必死に首を縦に振り肯定を示した。真奈先生は嬉しそうな笑みを浮かべるとさらに激しく腰を振る。
「あぁっ! ……ダメです……もう出る……」
 僕が限界を訴えると彼女は強く抱きついてきた。そして耳元で囁いた。
「一緒にいきましょう……」
 その言葉を聞いた瞬間、僕は真奈先生の中に激しく放出した。

 真奈先生は笑みを浮かべてそれを全て受け止めると、甘えるようにゆっくりと倒れ込んできた。そして僕のものを器用に締め付けながら優しく微笑む。
「もっともっと、私のことだけを見て、私のことを愛して……」
 僕の陰茎はその言葉に反応して硬さを取り戻す。そしてそれが当然だというように、再び彼女の中で抽挿を開始した。真奈先生は甘い吐息を漏らしながらも、僕に身を委ねてくれているようだった。僕は彼女の胸を揉みしだきながら腰を動かし続ける。彼女の中はとても温かく柔らかく、僕の敏感な部分を包み込んでくれる。

「ねぇ……もっと私を感じさせて?」
 真奈先生はそう言いながら締め付けと連動させるように腰を動かし始める。僕は堪らず声を上げてしまうが、それでも彼女は動きを止めることはなかった。僕の先端から漏れるように精液がだらだらと流れている感触がある。そして何度目かの絶頂を迎えた時、真奈先生もまた絶頂を迎えたようで身体を大きく震わせた。
「先生……ずっと、せんせいのことだけを愛してます」
 僕は無意識のうちにそう口にしていた。すると真奈先生は嬉しそうに微笑んだ。
「私もよ……あなたのことだけを愛してるわ。私が転勤したり貴方が卒業しても、ずっと可愛がってあげるからね」
僕はその言葉を聞き、ゆっくりと腰を彼女に擦りつけながら意識を失った。

◆◆◆

 季節は変わり、また春が来た。彼女を入学式で初めて見てから一年の月日が経った。
 僕は高校二年生になり、彼女はまだ今年も教師として在籍している。相変わらず僕と真奈先生は美術室で秘密の恋人関係を続けている。まるで快楽の海に溺れて、泳ぐでも喘ぐでもなく、二人で抱き合って沈み続けるような生活だ。

 いつものように僕は放課後の美術室で彼女の絵を描いている。
 その絵は春の陽光の下で彼女が遠くを見ている姿を描いたものだ。真っ白な肌と美しい横顔がとても印象的だった。
「ねぇ……私にも見せて」
 真奈先生が後ろから抱きついてきた。僕が驚きながらも振り返ると、彼女はそのまま口づけをした。舌を絡め合いながら互いの唾液を交換し合い、しばらく堪能すると口を離して見つめ合う。
「素敵な絵ね……これからも私を見てね?」
 真奈先生はそう言うとブラウスを脱ぎ始めた。僕は筆を置くとそんな彼女の首筋に舌を這わせる。彼女は甘い吐息を漏らしながら身体をくねらせた。僕は彼女の胸を揉みしだきながら乳首を口に含んで吸ったり舐めたりした。そしてスカートの中に手を入れて、下着を履いていない割れ目をなぞるように愛撫する。
 触れる前からそこは十分に濡れており、僕を受け入れる準備が出来ているようだった。僕はズボンを下ろしペニスを出すと、ゆっくりと彼女の中へ挿入していった。真奈先生の膣内はいつも温かくて心地よく僕を受け止めてくれる。僕は夢中で腰を動かす。そして絶頂の予感に抗うことなく、彼女に覆い被さり射精をする。

「ああ……もう言わなくても、中に出すのね」
 真奈先生は嬉しそうに囁きながら余韻に浸る。膣内を満たす精液の感覚に酔いしれるかのように、うっとりと微笑んでいた。僕らは繋がったまましばらく抱き合っていた。やがて真奈先生は身体を起こすと僕から離れ、服を着始めた。
 僕はそんな彼女に届くか届かないかくらいの声で「愛しています……」と呟く。
 僕の言葉は彼女の耳に届いただろうか? わからないけれど、別にどちらでもよかった。真奈先生がこちらを振り向き微笑んでくれるから。彼女は身支度を終えると僕を抱きしめ背中に腕を回し、優しく口づけをしてくれた後で僕の頭を撫でてくれた。

 また春が来たらこの絵を描き直そう。今度は夏の日差しの中で彼女が笑っている姿を描いてみよう。きっと素晴らしい作品になるはずだ。真奈先生の息遣いや匂いをすぐ近くで感じながら、僕はまた筆を握り絵を描き始める。もうこのキャンバスは空っぽではない。そこには僕の心を永遠に満たし続ける一人の女性がいるのだから。


(終)