いいなりマゾ巨乳他人妻との出会い(1)
女性の性生活が変化するタイミングというのはいくつかあると思う。
例えば結婚を機に特定のパートナーのみに性的関係を限る女性は多いだろう。出産や更年期、閉経といった個人的な体験を経て性生活が変わることもあるかもしれない。離婚や転居、配偶者の不倫、子供の成長や自立に伴う生活環境や人間関係の変化もまた性生活変化の要因になりうるだろう。
俺は高山慎太郎、30代の独身男性だ。特定の趣味はないが知人や恋人と付き合っているうちに、浅く広く色々な物事に興味を持つようになった。好みの女性のタイプが年上ということもあり、マッチングアプリや出会い系サイトを利用して、出会いや遊びの関係を楽しんでいる。
男性としてはイケメンでもなければ高身長でもなく、性格も社交的で明るくはないが、自分と相手との相性を正確に推し量ることができるため、実際に会った女性とは大体セックスまで至ることが多い。
その日、俺が駅前で待ち合わせをしていたのは容子という女性だった。彼女は40代前半で既婚。子供は一人。パートで働いており、趣味でギターを弾くらしい。俺も多少の心得があったので音楽の話を通じて親しくなった。
アプリでは顔出し写真こそ掲載してはいなかいが、Fカップの形の良い胸が自慢らしく、何枚か胸元のアップや下着姿の写真を見せてもらっていた。
メッセージでもかなり踏み込んだ内容まで話しており、例えば生理がきつくてピルを服用していることや、たまに朝起きるとムラムラしてオナニーをしたくなることを聞いていた。オナニーしてる動画を送ってよと頼んだら、私ドⅯだからそういうのゾクゾクする、といって喜んで送ってきた。
◆◆◆
実際会ってみると彼女はあっさりとした顔立ちの普通の女性だった。髪は肩くらいまでで毛先に軽くパーマがかかっている。赤い縁のメガネをかけて切れ長の瞳をしており、アゴのラインが綺麗だった。見た目自体は年相応といったところだろう。服装も地味で、化粧も薄いのだが、それが逆に素人っぽくて背徳的な雰囲気を醸し出している。
「慎太郎くん、はじめまして。今日はよろしくね」
容子さんは見た目の印象通りの落ち着いた声で挨拶してきた。
「こちらこそよろしくお願いします」
俺たちは挨拶を交わすと容子さんの案内で歩き始めた。近くの駐車場に車を停めているらしい。彼女の車の助手席に乗り込み出発する。今日の目的地はカラオケ店だ。「ラブホでもいいんだけど、会っていきなりっていうのもね」と容子さんは笑った。
「慎太郎くんは、結婚しないの?」
容子さんがそう聞いてくる。
「特にその予定はないですね」
俺は軽く微笑んで答える。この話題はたまにされるがあまり好きではない。
「そうなんだ。じゃあいい年なのにまだ彼女もいないんだ」容子さんは笑いながらいう。
デリカシーのない物言いだなあと少し呆れるが、悪気はないのだろう。
「そういう容子さんは、旦那さんがいるんですよね」
俺は苦笑いしながら話をそらす。
「ええ。でも女としての魅力は下がっちゃってね」
「そんなことないですよ。容子さんは十分魅力的です」
俺がそういうと、彼女はありがとうと軽く微笑んだ
「慎太郎くんは、彼女もいないの?」
容子さんは同じような質問を繰り返す。
「今はいないですね」
俺はそう答えるがこの話題もあまり好きではない。
「じゃあ、もしよかったら私なんてどう? 慎太郎くんってすごく私のタイプなの」容子さんはそう続ける。冗談めかして話しつつも、ちらちらとこちらの反応を伺う視線は、それが彼女の本心であることを告げていた。
それからも他愛のない会話を続けた。お互いに仕事や趣味の話、家族や友人の話をしながら車は目的地へ進んでいく。
カラオケ店に着くと俺たちは受付を済ませて部屋に向かった。平日の昼間なので客は少なくすんなりと部屋に入ることができた。彼女がカーディガンを脱ぐまで気づかなかったが、来ていた服は背中が大きく開いたセクシーなものだった。
飲み物を注文し、俺たちは歌わずに会話に花を咲かせる。アプリでこんな人がいた、こんなメッセージが送られてきた、そんな女性目線での意見や感想は俺にとっても参考になる情報だった。
◆◆◆
「平日だからか、あんまり人がいないみたいだね」
容子さんはそう言いながらソファに膝立ちになり、こちらにお尻を向けながら通路に面した小窓から外を覗いている。
「容子さん」
「なあに?」
容子さんは緊張を隠すような声で答えた。
「ちょっと触っていいですか?」
俺が聞くと彼女が「え……」と呟く間に、返答を待たず背後から抱きしめるように豊かな胸に触れた。柔らかい感触があり、服越しにも確かな存在感がある。容子さんが恥ずかしげに身をよじるが気にしないことにする。
俺はそのまま服の上から愛撫を続けながら背中にキスを降らせた。彼女は最初はくすぐったそうにしていたが次第に息が荒くなり始める。ゆらゆらと揺れるお尻は、叩いて下さいと言わんばかりだ。
しばらくそうしていると彼女の口から甘い吐息が漏れ始めた。
「んっ……はあ……」
俺はブラジャーをはずして直接乳房に触れることにした。ぷるっとした柔らかさが手に伝わってくる。
「あぁん……」容子さんは切なげに体をくねらせている。
俺は片手で胸を揉みしだきながら、もう一方の手でスカートの中に手を入れると、ショーツの上から割れ目をなぞるように刺激する。するとショーツに染みができてきたのが分かった。
あまり濡らしても代えがないだろうと思い、手を陰部から臀部へと移動させる。丸いお尻を撫でながら反応を伺いつつ時折ペチリと叩いていると、もっととねだるように腰を振るので、大きめの音が鳴るように手のひらで叩く。
「ああっ……んっ!」
彼女は嬌声を上げながら身体を震わせる。
「容子さんって本当にマゾなんですね」
俺は片手で彼女の胸を強めに揉みつつ、もう片方の手で彼女の尻をパアンッと叩く。
「ねえ、慎太郎くん……わたし、もう」と容子さんがこちらを振り向いて潤んだ瞳で訴えてくる。俺は彼女の唇に自分の唇を重ねた。
「ん……」と容子さんは目を閉じて受け入れた。俺は舌を入れながら、彼女の胸や股間をまさぐり続ける。
「どうなってるのか、下着を脱いでよく見せてよ」
俺は一旦キスをやめて、彼女にそう告げた。彼女は言われるがままにスカートの中に手を入れて下着を脱いでいく。そして片足ずつ抜いて床に落とすと、ソファに座る俺の前に立ちゆっくりと脚を開いた。
「これで……いい?」
容子さんは頬を赤く染めて、息を荒くしながら聞いてくる。そこはもうぐっしょりと濡れており、指を入れるとすんなりと受け入れた。中は熱くうねっており俺のものを欲しがっているようだ。
俺は「どうなってるのか自分の口で説明して」と羞恥心を煽る。
彼女は「お願い……もうやめて」とうっとりした声で懇願してくる。
彼女の前でズボンを下ろして、すっかり屹立して準備のできているものを見せつけると、容子さんは「ああ……」と観念したように口を開いた。
「……わたしのあそこはもうとろとろになってて、慎太郎くんのものを欲しがってます」そう言いながら割れ目を開いて見せてくる。
「もう我慢できないから、慎太郎くんのをここに欲しいです」
俺はそれを満足げに眺めながら彼女を抱き寄せた。
どうやらマゾという自己申告は嘘ではなかったようだ。
「勝手に気持ちよくなって、こんなに濡らして、どうしようもない女だな」俺は思ったことをそのまま口にする。
容子さんは羞恥に悶えながらも「ごめんなさい」と甘えた声で謝罪する。
俺は彼女を持ち上げるよう立ち上がらせると、壁に手をつかせてこちらにケツを向かせた。
「慎太郎くん、恥ずかしい……」
彼女は照れたように呟くが、俺は気にせず彼女の股間の入り口に自分のものをあてがった。
「じゃあお望み通りぶち込んでやるよ」そう言いつつ俺はゆっくりと挿入していく。彼女の中は柔らかく包み込んでくるようで、それでいてきつく締めつけてくるのでとても気持ちがいい。
奥まで入ったところで一旦動きを止めると、彼女が物足りなさそうな目でこちらを見てくる。俺は彼女の腰を掴んで動き始めた。最初はゆっくりだったが次第に激しくなっていくのに合わせて、彼女の声も大きくなっていく。
そういえば彼女はピルを飲んでるんだったか……。最後に一気に奥まで突き立てると彼女は背中を反らせて果ててしまったので、俺もそのまま遠慮なく中に精液を吐き出した。
◆◆◆
その後しばらく余韻に浸ってから俺は身体を離した。容子さんはぐったりとした様子で壁に寄りかかっている。このまま見ていても仕方がないので、ティッシュを持ってきて彼女の股間を拭ってやった。「ありがとう」と彼女は照れたように笑う。
「ねえ、慎太郎くんってSなの?」と彼女が聞いてくるので、俺は少し考えてから答えた。
「……いや、別にそういうわけじゃないけど」そう答えつつ彼女の唇を奪う。そして耳元で囁くように告げる「でも容子さんみたいな人ならいじめたくなるかな」
彼女は嬉しそうに微笑んで俺の胸に顔を埋めてきた。
そういえば車の中で、会ってラブホにいきなりはどうとか言っていたが、結局カラオケに来てもやることは大して変わらなかったな。そんなことをぼんやりと考えつつ「今日は楽しかったです」と俺は彼女の頭を優しく撫でながら言う。
「私も」と彼女が答えるので、俺たちはもう一度キスをした。それからしばらく会話を交わした後、そろそろ出ようかということになったので、身支度を整えて店を出たのだった。
(続く)