職場のパート主婦の肉体と不倫に嵌まった(5)
その後、俺は何度も藤田さんを抱いた。彼女が気絶するまで行為を続け、目が覚めた後もまた抱いた。結局この日は一日中彼女と交わり続けたのだった。そして翌日から俺たちは毎日セックスをする関係になったのである。旦那が単身赴任中で、子供も進学先で一人暮らしをしているという彼女の環境は都合がよかった。
「あぁんっ! ああぁっ!」今日も今日とて俺は藤田さんを抱いている。彼女の膣内はすっかり俺の形に馴染んでおりスムーズに出し入れすることができるようになっていた。
「あんっ、すごいっ! 奥まで届いてるぅっ!」彼女は仰向けになっている俺の上に跨って自ら腰を振っている。騎乗位というやつだ。俺は下から突き上げるようにして子宮口をノックすると藤田さんは甲高い声を上げてよがり狂う。
「ひゃうんっ! それダメェ!」彼女は俺の胸に倒れ込んできて、そのまま唇を重ねてくる。舌を差し込み絡め合わせてきたのでそれに応えてやると嬉しそうな吐息を漏らした。
「んっ、ちゅぷっ……んむぅっ」キスをしながら胸や尻を撫で回すと彼女は身体をビクビクさせて反応する。どうやら軽くイッてしまったらしい。それでも構わずに続けているとやがて藤田さんが俺の上で動き始めた。上下にではなく前後にグラインドさせるような動きだ。
「んぁっ、これすごいっ! 奥まで届いてるぅっ!」どうやら自分の気持ちいいところに当てようと必死になっているようだ。しかし上手くいかないようでもどかしい表情を浮かべている。俺はそんな彼女の尻を掴むようにして掴むと思い切り引き寄せた。その瞬間、亀頭が子宮口をこじ開けるようにしてめり込み膣内が激しく痙攣するのを感じた。同時に俺も限界を迎え精液を流し込むと同時に彼女も果てたようだ。ぐったりとしてもたれかかってくる。俺は藤田さんの背中をさすってやった。
「中村さん……気持ちよかったです」彼女は幸せそうな笑みを浮かべて言う。そんな彼女を見てセフレとしては最高ではあるんだよなあ、とぼんやり思う。会うのにも苦労しないし、彼女に対して何の責任も負うつもりはない、見た目もせ好みだ。性格はやや重いところもあるが許容範囲だろう。
「ねぇ……もっとシよ?」藤田さんはそう言って甘えた声で誘ってくる。俺は苦笑しながらもそれに応えることにした。
◆◆◆
ある日、俺はいつものように休日を藤田さんと自宅で過ごしていた。彼女は俺の部屋に入るなり服を脱ぎ捨て全裸になったかと思うとそのままベッドへと倒れ込んでいったのだ。そして仰向けになると足を広げて秘所を曝け出すような体勢になる。まるで犬のような格好だ。そんな彼女を見て思わず生唾を飲み込むが、すぐに気を取り直して冷静に考えることにした。
何かおかしいぞと俺の直感が告げている。彼女が自ら誘ってくることは今に始まったことではないし、こんな風にあからさまに媚びた態度を取ってくることも珍しくない。しかしそれにしても流れというものがある。関係を持つようになって気づいたのが、彼女にはスイッチが入るタイミングがあるということだ。それまで普通にしていても何かの拍子にスイッチが入ると我慢できなくなる。
これは来る前に何かあったのかもしれない。一体何があったのだろうかと不思議に思っているうちに藤田さんは口を開いた。
「ねぇ……舐めてくれますか?」彼女はそう言うと自分の股間を指差すようにして言うのだ。俺は言われるままに顔を近づけて舌を伸ばして舐め始めた。すると藤田さんは小さく喘ぎ始める。どうやら感じているようだ。そのまま続けているうちにどんどん愛液が流れ出してきたのでそれを飲み干していくことにした。
「んっ……ふぅ……んんっ!」藤田さんの声が大きくなるにつれて俺の興奮も高まっていく。そしてついに我慢できなくなったのか彼女は俺の頭を掴むと自分の股間に押し付けるようにして押し付けてきた。
「あぁっ、イクッ!イッちゃいますぅっ!!」次の瞬間、彼女の身体がビクビクッと跳ね上がり絶頂を迎えたことを知らせてくれる。しかしそれでもなお満足できないといった様子で藤田さんは物欲しげな目でこちらを見つめてくるのだ。
俺はそれに応えるように今度は藤田さんをうつ伏せにさせて、後ろから覆い被さるようにして挿入した。いわゆる寝バックというやつだ。この体位だとより深く繋がることができる上に密着度も高いのでお互いに楽しめる。
「あっ!すごっ……これ好きぃっ!」藤田さんが歓喜の声を上げるが気にせず腰を振り続けることにした。パンッ、パァンと肌同士がぶつかり合う音が響き渡る中、彼女は何度も絶頂を迎えているようだった。その度に膣内が激しく痙攣してペニスを締め付けてきたため危うく果ててしまいそうになる。
「んんっ! もっと強くぅ!」藤田さんが甘えた声でおねだりをしてくるのでそれに応えるべくさらに激しく打ち付けてやる。すると彼女の口から漏れる声はより一層大きくなっていった。そろそろ限界が近いようだ。
「出してっ、中にいっぱい欲しいのぉっ!」彼女が叫ぶようにして言った瞬間、俺は大量の精子を解き放った。ドクンドクンと脈打ちながら大量に放出されていく感覚があり、その度に藤田さんは身体を痙攣させていた。やがて全てを出し終えた後ゆっくりと引き抜くと収まり切らなかった分が溢れ出してきた。
「まだ終わりじゃないですよね……?」藤田さんが潤んだ瞳でこちらを見つめてくるので当然とばかりに答えてやる。すると彼女は嬉しそうな笑みを浮かべ、自ら足を広げて誘ってきたのだった。
◆◆◆
「で、結局どうしたんですか?」
ひとしきり彼女の体を楽しんでから、俺は藤田さんに何があったのか訊ねた。すると彼女は少し恥ずかしそうにしながら答える。
「実は今日から旦那が出張から帰ってくるんです……それでしばらく夜に会えなくなりそうで」藤田さんは申し訳なさそうに言った。なるほどそれでこんなに積極的だったのかと思い至る。おおかた会えなくなる分たくさんしておこうと思い、どうしてもらうか想像しているうちにスイッチが入ったというところだろう。
「私もう、中田さんなしの生活なんて考えられません」上目遣いで見つめてくる彼女に思わずドキッとしてしまう。普段は大人しい印象のある彼女だが、こういう時に見せる色気のようなものは非常に魅力的だった。
「藤田さんは俺の物ですよ」
「嬉しい……」藤田さんは幸せそうな笑みを浮かべると俺の胸に顔を埋めるようにして抱きついてきた。そんな彼女の頭を優しく撫でてやる。
「中村さん……私、幸せです」藤田さんは俺の耳元で囁くように言った。そして唇を重ねてくる。舌を伸ばして絡ませ合いながらお互いの唾液を交換し合う濃厚なディープキスだ。唇を離すと透明な糸が伸びていきやがて途切れた。藤田さんは蕩けきった表情を浮かべており、その様子を見ているだけで興奮してくるのがわかるほどだった。
「ねぇ中村さん……もう一回シませんか? まだ旦那が帰ってくるまで時間がありますから」甘えた声で言ってくる藤田さんに応えるようにして再度行為に及んだのは言うまでもなかった。
それから数時間後、俺と藤田さんは裸のままベッドの上で抱き合っていた。お互いに何度も絶頂を迎えたため体力の限界を迎えており今は休憩中といったところだ。藤田さんの顔は上気しており息遣いも荒い。どうやらまだまだ物足りないといった様子だった。そんな彼女に対して俺は提案するように言う。
「そろそろ旦那が帰ってくる時間でしょう? もう帰った方がいいんじゃないですか?」すると彼女は少し残念そうな表情を浮かべたものの素直に従ってくれたようで服を着始めた。俺もそれに倣って服を着ることにする。
「藤田さん、今日は旦那さんとはセックスするんですか?」
玄関まで見送りながら聞くと藤田さんは顔を赤くして俯いてしまった。どうやら図星だったようだ。
「いえ……多分しないと思います」彼女は恥ずかしそうに答えつつ靴を履くとこちらに向き直って言った。
「中村さん、また近いうちに会えますか?」と聞いてくるので俺は笑って答えることにした。
「はい、ぜひまた会いましょう。今度は旦那さんがいない時にでもゆっくりできるといいですね」
その言葉に藤田さんは嬉しそうな表情を浮かべて帰っていった。
(続く)