人妻熟女教師の秘めた欲望を解放したら(3)

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 それからというもの、僕たちは頻繁に身体を重ね合うようになった。ときにはホテルで、ときには僕の家で、校内で行為に及んだこともある。
 彼女は電車通勤を止めて自動車での通勤に切り替えていた。あの後、警察から家庭に連絡があり心配した旦那さんが提案したらしい。もっともその自動車が、僕と彼女の逢瀬における便利な移動手段になっているのは皮肉な話だが。
 休日も家や車で密会し何度も求め合った。時には学校のトイレで声を押し殺しながらしたり、倉庫に忍び込んで行為をしたりもした。最近では避妊具を使わなくなったため妊娠してしまうかもしれないという心配もあったが、それでもお互いにやめることはできなかった。むしろそのスリルを楽しんでいる節もあるかもしれない。

 彼女が色っぽくなったのは勘違いではなかったようだ。今年の春頃から帰りの電車で触られるようになったらしい。相手はいつも同じ男性というわけではなく、けれども行為を重ねるたびに、彼らの行動は皆一様に次第に大胆にエスカレートしていった。
「最初は驚いたんですけど、こんな自分でもそういう対象として見てくれてるんだと思って。それで少し触られるくらいなら大きな実害もなかったので……」と清水先生は言った。

 メイクや服装が華やかになっていったのも、女性としての自信の表れだったのかもしれない。
「性的な対象として見られたことで、自分の中の女の部分が再び開花したような気持ちになったんです。それで少しお洒落もするようになって。そうしたら家族も褒めてくれるし、電車の中でも私の近くに乗ろうとする人や、さりげなく体を密着させてくる男性が増えた気がして、面白かったんだと思います」
 もしかすると、彼女の行動には教師としての抑圧された日々に対するストレスへの反発もあったのかもしれない。僕にもそれは少し理解できる気がした。僕たちは同僚教師のみならず、生徒やその保護者からの視線や評価も常に意識しなければならない。

「あの日、小池先生に助けてもらわなかったら、もしかすると私は引き返せないところまで進んでしまっていたかもしれません。本当にありがとうございます」
 そう言って清水先生はベッドの中で僕の股間をさわさわと撫でた。
 僕が電車の中で彼女を助けなかったら、彼女はあのまま適当な駅で降りて、そのままあの男に身体を許してしまっていたのだろうか。僕が邪魔をしたことにより、その相手がたまたま、あの男から僕になったのだとして、今のこの状況は、まだ彼女にとって後戻りできる場所なのだろうか。
 そんな疑問を考えている間にも、彼女は僕のものを触っていて我慢できなくなったのか、布団の中に潜り込み勃起しつつある下半身への舌での愛撫を始めている。

「清水先生、そんなにしたら駄目ですよ……」僕もまた我慢できずに布団を剥がすと彼女に覆い被さった。
 そのまま唇を奪い舌を絡ませ合う濃厚なキスを交わす。お互いの唾液を交換し合いながら激しく求め合った後、ようやく顔を離した僕たちは見つめ合い笑いあった。
「……小池先生、責任取ってくださいね」
 それは言外に、電車の中での密やかな楽しみを台無しにしたのだから、これからはあなたが私の身体のお世話をしてくださいね、と言っているように聞こえた。だから彼女がそう言って微笑んだ瞬間、僕の理性は完全に吹き飛び、目の前の魅力的な女体を貪ることしか考えられなくなる。

「小池先生って、おとなしそうに見えて本当に激しいですよね。性欲の塊みたい」
 清水先生はそう言って淫らに笑いながらも、挿入した僕のものを膣内で締め付けてくる。僕はただひたすらに腰を振って快楽を貪り続けた。
「あんっ、ああんっ!!」
 清水先生が大きな声で喘ぐ。その声がますます僕を興奮させた。僕は彼女の両脚を抱え上げると上から叩きつけるような激しい抽挿を繰り返す。清水先生は顔を紅潮させて僕にしがみついてきた。

「小池せんせぇっ! 私、もうイッちゃいます!」
「僕もです」
 僕がそう告げると清水先生は嬉しそうに微笑んだ後、両足を僕の腰に回してホールドしてきた。そしてそのまま膣内が痙攣するように締め付けてくる。僕もまたそれに抗うようにさらに激しく腰を打ち付ける。彼女の子宮口に何度も先端を打ち付けるうちに限界が訪れた。
「くぅ……」僕は小さく呻いて彼女の中に大量に射精した。それと同時に彼女もまた絶頂を迎えたのか背中を大きく仰け反らせてビクビクと痙攣している。

 やがて力が抜けたように彼女の全身が弛緩したので優しく抱きしめてあげた。彼女はしばらくそのまま余韻に浸っているようだったが、やがてゆっくりと体を起こすと言った。
「小池先生……私、もっとしたいです」
 清水先生の瞳は潤んでおり頬も紅潮しているように見える。その色っぽい表情にドキッとしていると彼女は再び僕の上に跨がってきた。

「小池先生だって、まだまだ元気じゃないですか」
 そう言って彼女は僕のものを掴むと自分の秘所に押し当ててくる。
「今度は下から突き上げてください……」と言ってきたので、僕は彼女のお尻を掴んで腰を動かしやすい体勢になる。先ほど出したばかりの精液のおかげで滑りが良くなっているためスムーズに入っていく。
「あんっ……これ好きぃ……」
 清水先生は甘い吐息を漏らすと自ら腰を動かし始めた。その動きに合わせて大きな胸がぶるんぶるんと揺れている。僕はその胸を鷲掴みにして揉みしだいた。
「ああっ……若い男性の肉体ってたまらない。小池先生、もっとぉ……」
 彼女が僕の名前を呼びながら激しく乱れる姿に興奮を覚え、再び下半身に血液が集まり始めるのを感じた。清水先生もそれに気付いたようで嬉しそうな声を上げるとさらに動きを加速させる。パンッ! パァン!! という肌同士がぶつかり合う音が響き渡る中、僕たちは何度も体位を変えながら交わり続けるのだった。

◆◆◆

 彼女の色気は日毎に増しているようだ。かつては隣席の僕が気づくかどうかというくらいの小さな変化だったが、今は誰の目にも明らかだ。彼女目当てで職員室を訪れる男子生徒もいるし、授業の解らないところを教えてもらっている際中ずっと勃起している生徒もいる。そして彼女もまた、そんな男子生徒の勃起におそらく気づいているのだ。

 昼休みに誰もいない視聴覚室で自慰をしている清水先生を目撃したことがある。彼女の着衣は乱れていて、スカートの下から覗く白いショーツとストッキングは愛液で濡れていた。それはまるで誰かがその場に入ってくることを期待しているようにも見えた。
『やっぱり、小池先生に見つかっちゃいましたね』
 彼女は僕に見られていることに気付いていたようで、僕の顔を見ても動揺することなく、むしろ誘うように微笑んだ。それから自らの性器を広げて見せたのだ。愛液の滴るピンク色の粘膜がヒクつき、そこから白い液体が流れ出ている光景はあまりにも淫猥だった。僕は思わず生唾を飲み込んだ。

『小池先生もシたいですか?』
 清水先生の口元がそう囁くように動いた気がした。
『でもだめですよ、そこで見ていてください』
 清水先生が甘い吐息を漏らして身体を震わせた。清水先生は見せつけるように自らの指を性器に出し入れする。そこはもうすっかり準備万端といった様子でヌルヌルになっていたし、男性器を迎え入れるかのようにヒクついていた。僕はズボンを下ろし硬くなったものを取り出すと、自ら手で扱いて快楽を得ようと試みる。

『小池先生……私、もう我慢できない……』
 清水先生は蕩けた表情でそう唇を動かすと自ら大きく脚を広げて見せる。そこは完全に男を迎え入れる準備が整っていた。僕は視聴覚室に入り内側から鍵を閉めると、彼女の上に覆い被さり一気に挿入した。その瞬間、まるで電撃が走ったかのように全身を快楽が駆け巡った。
 それは清水先生も同じようで一際大きな声を上げたかと思うと体を震わせ絶頂を迎えたようだった。僕もまた同時に精を放つと子宮口に亀頭を押し当てたまま大量の精液を流し込む。膣内は痙攣するように何度も締め付けてきて僕のものを離そうとしない。

「ああっ! 凄い……」清水先生はそう叫ぶように喘ぐと僕の背中に腕を回してきた。僕もまたそれに応えるように彼女を強く抱きしめると、さらに腰を打ち付けて最後の一滴まで放出するのだった。
 やがて全てを出し切ったところでゆっくりと引き抜くと膣内からどろりとした白濁した液体が流れ出てきた。清水先生は満足げな笑顔を浮かべており、僕と目が合うとその目は淫靡に微笑んだ気がした。そして耳元で囁くように言うのだ。
「これからもいっぱい可愛がってくださいね」

 清水先生の肉体の変化は、彼女との交わりを経てますます際立ってきている。それに呼応するように生徒たちや男子教諭からの清水先生への視線も増えてきているように感じられる。
 彼女自身の性欲も以前よりも増しているようだ。以前は週1回か2回程度のものだったが、今ではほぼ毎日のように求めてくる。彼女はもう元の彼女ではなくなってきているのではないか。そんな疑問が頭を過ぎることも少なくないけれど、それでも僕は彼女を求めずにはいられないのだ。目を離すと別の男のモノが彼女の中に入ってしまいそうで、僕もまた彼女の身体を求めずにはいられない。その意味では、彼女だけではなく僕もまた変わってしまったのかもしれない。

「小池先生……私、そろそろ欲しいです……」清水先生はそう言うと自ら秘所を広げて見せた。そこは既に洪水のように濡れており準備が出来ているようだった。
 僕は今日もまた彼女を自宅の寝室に連れ込むと行為に及ぶ。
「ああっ! すごいっ!小池先生のおちんちん、奥まで届いてるっ!!」
 背面側位で突かれながら彼女は歓喜の声を上げる。
 結合部からは愛液が流れ出しシーツに大きな染みを作っていた。
「ああんっ! いいっ!」
 清水先生が背中を大きく仰け反らせ絶頂を迎えたようだ。膣内が激しく収縮し僕のものを締め付けてくる。その刺激に耐え切れず僕は再び大量の精液を放出した。脈打ちながら大量に注ぎ込まれる感覚に彼女もまた達してしまったらしい。身体を小刻みに痙攣させながらぐったりとしている姿が艶かしく見えた。

「……まだ硬いままですね」
 清水先生が妖艶な雰囲気を漂わせながら言う。僕はそれに応えるようにピストン運動を再開した。先ほど出したばかりの精液と彼女の愛液が混ざり合って泡立っているせいか、結合部からはぐちゅぐちゅという卑猥な水音が聞こえていた。それがさらに興奮を高めていく。
「ああっ!いいっ!すごく気持ちいいです!」
 清水先生は髪を振り乱しながら悶える。その姿はとても美しく見えた。僕はその姿を見ながらより一層激しく腰を動かし始める。すると彼女は僕の首に腕を回してしがみついてきた。
「小池先生っ! 好きっ、大好きっ!」
 清水先生は僕の耳元で愛の言葉を囁き続ける。僕はそれに答えるように彼女の唇を奪った。舌を絡ませ合いながら唾液を交換し合う濃厚なキスを交わすうちに再び興奮が高まってくるのを感じた。

「そろそろ出そうです……」
 僕がそう言うと清水先生はコクリと肯いたあと耳元で囁くように言った。
「出して……いっぱいちょうだい……」
 その声を聞いた瞬間、一気に限界が訪れた。堰き止められていた枷が外れ、精液が濁流のように溢れる。僕は彼女の一番深いところに亀頭を密着させると勢いよく射精する。
 ドクンドクンという脈動に合わせて大量の精液が流れ込んでいくのを感じた。清水先生は僕のものを搾り取るかのように膣内で締め付けてくるためなかなか止まらない。ようやく出し終えた後も彼女はしばらくそのままの体勢で余韻に浸っているようだったがやがてゆっくりと体を起こした。

「小池先生の、すごく熱いですね」
 そう言って微笑む姿は妖艶そのものだった。
 そんな彼女を見ているとすぐにまた下半身に血が集まっていくのを感じる。
 清水先生はベッドの上に仰向けに横になると大きく脚を広げた。そして自ら秘部を開いて見せながら言った。
「今度はこっちにください……」
 そう言って誘うような視線を投げかけてくるものだから堪らない気持ちになる。僕は大輪の花に誘われる虫のように覆い被さると、再び彼女の中へと侵入するのだった。


(終)