初不倫は人をダメにする巨乳人妻熟女と(1)

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 俺は大型ショッピングモールの駐車場に車を止めると、時間を確認するためにスマホを取り出した。待ち合わせの時間には余裕をもって間に合ったようだ。メッセージアプリの通知が届いているので確認すると、彼女からのメッセージが届いていた。
『瞳です。着いたので駐車場に車を止めて待ってます。拓巳くんもう着いてる?』どうやら待ち合わせの相手はもう来ているらしい。
『拓巳です。いま着きました。瞳さんは、どの辺りにいますか?』
『屋根のある駐車場のところです。他に車はないから、たぶんわかると思う』
『じゃあ、そちらに行きますね』
『はい、待ってます♪』

 瞳さんとはマッチングアプリで出会った。年齢は45歳で、俺よりも九つ年上の人妻だった。俺は関東の地方都市に住むサラリーマンで、結婚はしているが子どもはおらず、しかも妻とはセックスレスであり、つまり日常にうんざりしていた。なんとなくマッチングアプリに登録したのも、そんな退屈さからだ。自分の知らない非日常の世界を少しだけ見てみたかったのだ。
 最初は知らない人の日記を読んだり、好みの女性のプロフィールを検索して眺めていたが、せっかくだからとメッセージを送ってみた相手が彼女だった。俺はこういうアプリで、実際に女性と出会えるとは考えていなかった。だから性的な期待や下心はあまりなく、あくまでも好奇心からメッセージを送っていた。やり取りは意外と続き、次第に親しくなり、写真で互いの容姿を確認し、メッセージアプリのIDを交換してからは、そちらで交流を重ねた。

 瞳さんが既婚者であると知った時、俺はおそらく興奮していたのだと思う。彼女は45歳には見えず、可愛らしい顔をしていた。肩よりも少し長い黒髪は綺麗に手入れされている。体型はグラマラスであり、年齢のわりに若々しく見えたが、それでもやはり年齢を感じさせることはあり、ほどよく引き締まっているように見えても、お腹や尻にはそれなりに肉がついていた。とはいえ俺は彼女の肉体が好きだったし、むしろ豊満な肉体に魅力を感じていた。バストサイズはHカップというから、俺が今まで会った誰よりも巨乳ということになる。月並みな表現だが、こんな魅力的な人妻が、マッチングアプリに登録していることに驚いた。
 彼女とのメッセージのやり取りは楽しかった。俺はリアルな恋愛ゲームでもしているような感覚で、彼女とのやり取りを重ねた。退屈でありながらストレスの多い繰り返しの日々の中で、瞳さんとの交流は俺にとって唯一の楽しみであり、毎日のモチベーションだった。彼女にとってもまた、俺との交流がストレス発散になっていたらしい。

 彼女は、よく夫への不満を漏らしていた。娘が生まれてから夫との関係が変わった、と。夫婦喧嘩が絶えず離婚も考えているという。セックスは好きだが長い間セックスレスで、欲求不満から職場の上司と不倫したこともあるらしい。しかし、関係は長く続かず、連絡は次第に疎遠になり、上司の転勤により関係はあっさり終わったそうだ。
 その後も別の男性と浮気を試みたが、その男性は彼女が既婚であるとわかると逃げてしまい、関係には至らなかった。それからしばらく経ち、マッチングアプリに登録してみたら、俺に出会えたというわけだ。

『結局、別に好きとかじゃなかったんだと思う。夫とはセックスレスだったし、不倫に憧れてやってみたけど、ね』
 そう書くと彼女は、可愛く笑うスタンプを送ってきた。
『やっぱり、相手に対する好意とか、性的な欲求が感じられないと続かないみたい』
『確かに、リスクを負って関係を持つから、相手への好意がないと面倒くさくなりそうですね』
『そうそう、時間を合わせて会うのも大変だし、それを大変だと思わないくらい、会うことが自分にとってのご褒美になるような相手じゃないと難しいんだと思う。たとえば拓巳くんみたいな』
 彼女がメッセージアプリで性的な話題をすることは、これまでにもあったが、そのときは何だかいつもと様子が違っていた。
『瞳さんにそんなこと言われたら、勘違いしちゃいますよ』
『勘違いして欲しいから書いてるの。ねえ、拓巳くん、今度こっそり会わない?』

◆◆◆

 そして今日、俺と瞳さんは初めて会うことになる。閑散とした駐車場に一台だけ止まっている大型の車を見つけて、俺はその隣に駐車した。
運転席に座る帽子を深くかぶった女性が、手招きしているので助手席の方から乗り込む。
「拓巳くんだよね、はじめまして、瞳です」彼女は微笑んで言った。
 彼女は帽子とサングラスを外す。ノースリーブの黒のニットに、膝上丈の白のタイトスカートという出で立ちで、綺麗な黒髪を後頭部でまとめている。事前に写真を見て容姿は知っていたが、実物の彼女は想像以上に魅力的で、俺は思わず見惚れてしまった。
「はじめまして」俺は緊張しながら答える。
「今日は来てくれてありがとう。本当に会えるなんて、夢みたい」
 彼女は俺の目を見て言う。
「俺も……瞳さんに会えて嬉しいです」
 俺は素直にそう答えた。すると彼女は嬉しそうに微笑む。

「ねえ、拓巳くんっていくつだっけ?」と彼女が聞く。
「あ、えっと……今年で36歳です」
「そうだよね、写真よりかわいい印象でびっくりしちゃった。若いよね、年齢ごまかしてない?」
 彼女はそういうと自然にボディタッチをする。豊かな胸の膨らみが柔らかそうに形を変えるが、彼女は気にせずに俺の腕に抱きついてくる。ニットの生地越しに彼女の胸の柔らかさを感じて、胸が高鳴る。
「ごまかしてないですよ。俺も瞳さんが綺麗で、こうして実際に会って緊張しています」
「拓巳くんにそう言ってもらえると嬉しいな。昨日、美容院に行った甲斐があるかも」
 そう言うと彼女は自らの髪を手に取ると、可愛らしく小首をかしげながら俺の鼻先に近づけた。
「いい匂いがします」
 感想を述べると、彼女は嬉しそうに、さらに強く腕を絡め豊満な胸を押し付ける。ズボンの中で自分のものが勃起するのがわかった。
「ありがとう、うれしい」彼女が耳元で口づけするように囁く。

「実はね、私も会うまでは結構、緊張してたんだ。拓巳くんにどう思われるかとか、ね。もう、おばさんだし」
 そう言って瞳さんは、俺の肩に頭を乗せる。
「でも、お洒落したり、どきどきしたり、こうして拓巳くんの体温や鼓動を感じたり、楽しい気持ちが大きいの」
 瞳さんは俺の手に指を絡めると、そっと自らの豊かな胸の膨らみへと、俺の手を導いた。彼女の大きな胸は溶けるように柔らかくて、俺の手の中で形を変える。彼女の手も、いつしか俺の股間に乗せられている。
「こんなふうに、かっこよくて年下の男性が、私に興奮してくれているなんて信じられないな」
 彼女の熱い息が耳にかかり、ぞくぞくする。
「そんな……瞳さんがすごく魅力的だからです」俺は正直に答える。
「ありがとう、私も拓巳くんを見てたら興奮してきちゃった」
 そう言うと瞳さんは俺の股間を、ズボン越しにゆっくりと撫で始めた。
「あ……」思わず声が漏れる。
 彼女はそんな俺を嬉しそうに見つめて、さらに手を動かす。俺は彼女の胸に手を伸ばし、ニットの上から優しく揉みしだいた。「ん……いいよ」瞳さんが甘い声で言う。

「ねえ、拓巳くん、キスしてもいい?」
 俺は肯定の返事代わりに目を閉じた。すると彼女は俺の唇を覆うようにキスをした。最初は軽く触れる程度だったが、次第に唇を押しつけるようにしながら舌で唇を舐め回す。俺が口を開けると彼女はぬるりと舌を入れ、舌と舌とを絡めてくる。唾液が混じり合い、くちゅくちゅという音が車の中に響いた。俺は彼女の背中に腕を回し、ニット越しに大きな乳房を揉みしだく。タイトスカートから伸びた太ももに手を伸ばし、スベスベとした肌の感触を楽しみながら撫でる。彼女は時折くすぐったそうに身体をよじるが、唇は決して離さない。
「ちゅぱ……拓巳くんは、どこが好きなの? おっぱいとお尻?」
 唇を離すと彼女が言う。
「そうですね、正直、瞳さんの胸は最高だと思います」俺は素直に答える。
「嬉しいな、もっと好きなだけ触って」
 そう言うとまた唇を重ねて、ねっとり舌を絡め合う。最初は唇を重ねるだけだったキスも、いまや彼女の舌は、俺の口内を蹂躙するように蠢いていた。瞳さんが唾液を溜め、流し込まれ、俺もそれに応えるように、彼女の舌を吸い唾液を飲む。彼女の熱い吐息は、どこか甘い香りがした。唇を離すとお互いの口から唾液の糸が伸びて、彼女のニットの胸元を濡らした。


(続く)