極上の名器をもつ淫乱熟女との不倫(7)
それからも由紀子さんとの交際は数年に及び続いた。セックスをするだけではなく色々なところへ旅行にも行った。関係が続くにつれて、由紀子さんがどんな女性なのか、より深く知る機会も増えた。
例えば彼女は会話は上手だが、決しておしゃべりというわけではなく、どちらかといえば物静かな空間を好むということ。性への好奇心が旺盛で様々な趣向のラブホテルを巡るのを好んだこと。時々どこか遠くを見るような眼差しをしていたこと。まるで何かを思い出して懐かしんでいるかのように見えたが、それが何を意味しているのか僕にはわからない。あるいは過去ではなく、いつか訪れるであろう終わりを思っていたのかもしれない。
彼女とは色んなところへ出かけたし色んな写真も撮った。とはいえその大部分を占めるの被写体は自然や花だ。色々な彼女の表情も撮りたかったのだが、撮ろうとすると大抵は顔の前に手をかざして隠してしまうので、僕が所持している写真は扇情的な下着姿やセックスの後で油断しているものばかりだ。
それでも旅行先でこっそり撮影した由紀子さんの写真を後で見せたところ、綺麗に撮ってくれてありがとうと喜んでくれた。その笑顔の写真は今でも僕のパソコンの中に大切に保存している。
ある日のこと、僕が由紀子さんに呼び出され連れて来られたのは、人里離れた山の中にある城のような外見のホテルだった。彼女も訪れるのは初めてらしい。外見に反して内装は程よいレトロ感を漂わせた現代的な作りで、僕らは二人で興味深い内装を観察しながら部屋に向かう。
「なんだかリゾートやレジャー施設みたいな雰囲気ですね」
「元々はスーパー銭湯だったらしいわよ。立地のせいで流行らなかったみたいだけど」
部屋に入ると意外なことに、中は一見アパートの居室のような印象だった。機能的なシンクやキッチンが備え付けられている一方で、やたら存在感のあるキングサイズのベッドと浴室がラブホテルらしい特徴的な照明で照らされている。例えるなら、ラブホテル巡りが趣味の新婚夫婦が、その嗜好をインテリアに反映させた愛の巣といったところか。
「おもしろい部屋ですね」
素直に感想を伝えると、由紀子さんも嬉しそうな顔になった。
「こういうのもいいでしょう?」そういって僕の腕に抱きつき身体を寄せる。
「そうですね」
僕は笑顔で応えながら、由紀子さんを抱き寄せてキスをする。
「待って……先にシャワー浴びましょうよ」
そう言って恥ずかしそうに頬を染める彼女を見ていると、自分の股間が熱くなっていくのを感じる。僕が我慢できずに彼女の手を取りベッドへ誘うと素直についてきた。そのまま押し倒すように寝かせると今度は僕が上になる形で覆い被さり再び口づけを交わす。そして彼女の胸を揉みしだきつつスカートの中に手を滑り込ませる。
「あ、ちょっと……いきなり?」
由紀子さんは驚いたように言うが抵抗はしなかった。彼女のそこは既にしっとりと湿っていて、軽く触れただけでもわかるほどだった。僕はそのままショーツの中へと指を進めていき割れ目をなぞるように刺激を与えると、そのたびに彼女は小さく喘ぎ声を上げる。彼女の服を脱がせ僕も全裸になり、僕らはベッドの上で絡み合うようにしてお互いの肌の感触を確かめ合った。僕がゆっくり挿入しようとすると由紀子さんが僕の耳元に口を寄せて囁いた。
「優しくしてね」
悪戯っぽくそんな生娘のようなことを言う。
頷いてゆっくりと押し進めると彼女の中はとても熱く柔らかく、それでいてしっかりと締め付けてくる感覚があった。半分ほど入ったところで一度動きを止める。何度も味わっても飽きることのない、最高の名器だと思う。僕は彼女に覆い被さりキスをしながら少しずつ慎重に動き始めた。油断するとすぐにイってしまいそうになるが、こちらも由紀子さんの弱点はわかっている。結合部からは淫靡な水音が響き渡るようになっていた。彼女も感じているようで身体をビクビクさせている。そんな彼女を見ていると愛おしさが込み上げてきて、さらに強く抱きしめ密着度を高めていく。
「由紀子さん……好きですよ」
そう囁きながら腰を動かす速度を少しずつ早めていきラストスパートをかける。
「私もよ……ああんっ」
やがて限界が訪れると同時に僕は欲望を解き放った。それと同時に由紀子さんが身体を大きく震わせるのがわかった。彼女の膣内が収縮を繰り返し精子を全て搾り取るかのように締め付けてくるので思わず声が漏れそうになるが何とか堪えることができた。それからしばらくの間余韻に浸っていたのだが、やがて由紀子さんの方から話しかけてきた。
「まだまだ満足してないわよね?」
上目遣いで見つめてくる由紀子さんの表情はどこか妖艶な雰囲気を漂わせており、そう言いながら腰をくねらせる彼女に、僕は再び勃起し始める自分のモノを感じながら彼女の体に覆い被さるのだった。
◆◆◆
その後何度か体を重ね合った後、僕らは裸のままベッドで抱き合っていた。心地よい疲労感と幸福感が全身を支配しておりとても心地良い気分だった。ふと枕元を見ると僕らが手も付けなかったコンドームの箱が置いてある。
「今日もたくさん出したわね」
由紀子さんはそう言って僕の股間を撫でてくる。先程まで彼女の中で暴れていたのに今は大人しくなっているペニスを見ると不思議な気持ちになった。
「そうですね」
僕は苦笑しながら答える。確かにいつもより量が多かったかもしれない。それだけ彼女との性行為に夢中になっていたということだろうか。そう考えると少し照れてしまうが同時に嬉しくもあった。
「ねえ……キスしましょう?」
そう言って彼女は僕に抱きつきキスをしてくる。それに応えるようにして舌を入れつつ彼女の胸を揉みしだくと、またすぐに硬くなったモノが由紀子さんの太ももに当たるのがひんやりとして気持ちいい。どうやら僕の性器は彼女のことが相当好きなようだ。
「ふふ……元気が良いわね」
そう言って笑う彼女の顔はとても可愛らしく思えた。その表情を見ていると不思議と安心すると同時に欲情してくる感覚に襲われるのだ。僕は彼女の首筋を舐めつつ、右手で乳房を、左手で尻を触る。由紀子さんはくすぐったそうに身を捩るが抵抗はしない。むしろ積極的に体を寄せてきてお互い密着した状態になると、柔らかい肌の感触が伝わってきた。
「んっ……くすぐったいわ」
そう言いながらもどこか嬉しそうな表情をしているように見える。そんな彼女を見ているともっと気持ちよくさせてあげたいという気持ちになり自然と手が下の方へ伸びていった。そしてそのまま割れ目に沿って指を這わせると彼女は小さく声を上げる。そこは再び十分に濡れており僕のモノを待ち望んでいるようだ。
「あっ……あぁ……」
由紀子さんが感じている姿を見ていると興奮してくると同時に愛しくなる。僕は彼女の身体を強く抱きしめながら挿入し、彼女の中で激しく動くことにした。ペース配分も技術もない、セックスを覚えたての頃のような素朴な律動を繰り返す。彼女もそれに応えるようにして僕の背中に腕を回してきたのでより密着度が増す形になった。互いの体温を感じ合いながら僕らは快楽を求め合うようにして行為を続ける。やがて限界が訪れたのか彼女は身体を大きく震わせ絶頂を迎えたようだ。それと同時に膣内が激しく収縮し精液を搾り取ろうとしてくる。僕はそれに抗わずそのまま中に射精した。我慢も背徳感もない、ごく自然なセックスだった。
「由紀子さん……愛してます」
僕はそんなことを囁きながら彼女にキスする。彼女もそれに応えてくれるように舌を絡ませてきた。しばらくしてお互いの呼吸や体温が落ち着いたところでゆっくりと引き抜くと、彼女の割れ目からは白い液体が流れ出てきた。それを見て再び興奮してしまいそうになるがなんとか抑え込むことに成功する。
「こんなにたくさん出したら、妊娠しちゃうかもしれないわね」
僕の気持ちを知ってか知らずか、彼女はそう言って微笑むのだった。
◆◆◆
毎日のようにセックスをして、お互いの身体を貪り合う。旅行先で開放的な気分になることもあるし、あるいは彼女の部屋で刺激的な時間を過ごすこともある。由紀子さんはいつだって魅力的で積極的に接してくれるので、僕はますます彼女に夢中になっていった。
「もう何回出したの?」
由紀子さんは呆れたように言うが、その表情にはどこか嬉しさのようなものが感じられる。僕としても彼女の期待に応えたかったので、もっともっとと頑張ってします。加えて回数を重ねていく内に段々と体力もついてきたように思うし、僕も色々と工夫を凝らすようになってきた。
「ああ……イクッ!」
激しく腰を動かすと、彼女は身体を仰け反らせるようにして達してしまったようだ。しかしそれでも僕は動きを止めずにさらに激しいピストン運動を続ける。そうすると由紀子さんの口からは甘い吐息が漏れ始めた。その様子を見て僕も興奮してくるのを感じる。もっともっと気持ちよくさせてあげたいという気持ちになり自然と腰が動いてしまうのだ。
「由紀子さん、すごく気持ちいです。中は最高の名器だし、おっぱいも素敵です」
「はあ、いいわ……すごく感じてるっ。わたしの中、もっと掻き回して」
僕の動きに合わせて彼女も自ら腰を動かしてくれているのがわかるので余計に嬉しくなってしまう。やがて限界が訪れると同時に僕は欲望を解き放った。最奥にある子宮口をぐりぐりしながら射精する。
同時に由紀子さんが全身を大きく震わせ絶頂を迎えたようだ。膣内が激しく収縮し精子を貪欲に搾り取ろうとしてくるような感覚があった。あまりの快感に耐えられず思わず声が出てしまう。しばらく余韻に浸った後ゆっくりと引き抜くと、由紀子さんの割れ目からは白い液体が流れ出てきた。その様子を見て再び興奮してしまいそうになるものの、どうにか抑え込み我慢する。
「もっと気持ちよくなりましょうね」
そう言って笑う彼女の顔はとても可愛らしく思えた。その表情を見ていると不思議と安心すると同時に欲情してくる感覚に襲われるのだ。僕は彼女の首筋を舐めつつ、彼女の身体を全身で味わう。
「んっ……くすぐったいわ」
そう言いながらもどこか嬉しそうな表情をしている彼女をつい強く抱きしめてしまうのだ。
僕と由紀子さんの関係はますます親密になっていったように思う。毎日のように身体を重ね合い愛を確かめ合った結果だろうか、今ではすっかり恋人同士のような関係になっていたと思う。僕は由紀子さんのことを心の底から愛してしまっていたし、彼女もまた僕のことを愛してくれているようだった。だからこそ、僕たちは毎日のように求め合い身体を重ね合ったのだ。
そして今日もまた、僕は由紀子さんの部屋を訪れてセックスをする。
「ねえ……今日はどんなプレイをしたい?」
ベッドの上で全裸になって絡み合う僕たちの姿を見ていると、なんだか夫婦にでもなったような気分になってくるものだ。実際結婚しているわけではないのだが、それでもお互いに愛し合っていることは間違いないと思う。僕は由紀子さんの耳元に口を寄せて囁いた。
「由紀子さんとなら、どんなことでも試してみたいです」
我ながら変態じみた台詞だと思うが、今の僕はそれだけ由紀子さんに溺れているということだ。彼女は優しく微笑んでくれると僕の首に手を回しキスをしてきた。舌を入れられ絡ませて、お互いに唾液を交換し合い飲み干していく。そうして口を離すころにはすっかり息が上がってしまっていた。そのまま今度は彼女が僕を押し倒し覆い被さるような体勢になる。
「じゃあ、全部やりましょう。思いついたことや、お互いのしたいこと」
「いいですね」そういって笑い合う。
「じゃあまずは……フェラチオから始めましょう。あなたのオチンチンすごく舐めたい気分なの」
そう言って彼女は僕のペニスを口に含む。最初は先端だけを咥えていたが徐々に深く飲み込んでいき喉の奥まで使って奉仕してくれるようになった。時折えずきそうになるものの一生懸命にしゃぶってくれる姿はとても愛おしい気持ちになるし、同時に自分自身が満たされていくのを感じるのだった。
(終)