初不倫は人をダメにする巨乳人妻熟女と(9)

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「拓巳くん、そろそろ起きなきゃ。会社に遅れちゃうよ?」
 瞳さんの優しい声で目が覚める。カーテンの隙間から差し込む朝日に照らされた彼女の肢体はとても美しく見惚れてしまう。昨晩は遅くまで愛し合っていたため少し寝坊してしまったようだ。時計を見ると時刻は七時過ぎだった。
「あぁ……あと三十分だけ寝かせて……」
 そう言って布団に潜り込むと彼女は困ったような笑顔を浮かべながら俺の頭をぽんぽんと叩いてきた。まるで子供扱いされているみたいだが、不思議と悪い気はしなかったのでされるがままになることにした。

「もう、仕方ないなぁ。じゃああと10分だけね?」
 そう言いながらも彼女は嬉しそうに微笑んでいる。そして布団の中に潜り込むと俺の下半身を露わにし、朝勃ちしているそれを咥え舐め始めた。
「んっ……ちゅぷっ、れろっ……」
 亀頭を口に含み舌先でチロチロと舐め回されるのが気持ちいい。昨晩あれだけ出したのにまだ元気な自分に少し呆れてしまうが、瞳さんが相手なんだから仕方がない。彼女の口も舌も胸もマンコも最高なのだから。またたく間に硬度を増していくそれは、血管を浮き立たせながら膨張し、やがて完全に勃起状態となったところで一旦解放された。

「はぁ……すごいね、拓巳くんのここ」
 そう言いながら彼女は指先で裏筋をなぞるように愛撫を始める。その刺激によってますます硬くなる一物に愛おしそうな視線を向けながら、彼女はおもむろにショーツを脱いでいく。
「んっ……しょっと」
 そしてスカートを捲り上げると、俺に跨がりゆっくりと腰を下ろしていく。既に準備万端なのか膣内は熱く濡れそぼっており、肉棒を飲み込んでいくようにすんなり入っていった。最奥まで到達するとそこで一旦動きを止めて呼吸を整えているようだ。そんな彼女を見ていると愛しさがこみ上げてくると同時に悪戯心が湧いてきた。軽く腰を動かして突き上げてやると、突然の強い刺激に耐えられなかったようで、彼女は甘い声を上げながら身体を跳ねさせる。

「ひゃあんっ!? もう……いきなりひどいよぉ」
 瞳さんは涙目になりながら抗議してくるがその表情すら可愛らしいと思ってしまうあたり重症かもしれない。そんな彼女の耳元に口を寄せて囁くように言うと、そのまま耳たぶを食んだり舐め回したりしながら抽挿を開始する。
 最初はゆっくりだったが徐々にペースを上げていき、やがて激しく打ち付けるような動きへと変わっていく。パンッ! パチュン! という肌同士がぶつかり合う音が響き渡る度に結合部からは愛液が飛び散り、シーツに大きな染みを作っていった。

「ふぁっ! ああぁぁんっ!!」瞳さんはもうすっかり快楽に溺れてしまっているようだ。
 目は蕩けきっており口の端からはだらしなく涎を垂れ流しているその姿はとても淫猥で美しいと思った。もっと乱れさせたいという思いが強くなり、さらに強く打ち付けるようにして子宮口をノックする。
「やぁっ! それダメぇ……おかしくなっちゃうぅ!」
 彼女は涙を流しながらも必死に耐えようとしているようだが無駄な努力だ。むしろ逆効果にしかならないということを教えてやるべく、より一層強く打ち付けるとついに絶頂を迎えたようだ。膣内が激しく痙攣し大量の潮を吹き出すと同時に膣内が締め付けられるような感覚に襲われてしまいこちらも限界を迎えそうになるが何とか堪えることに成功する。

「ああぁっ! すごっ……イッてるぅ!」
 瞳さんの子宮口は精液を求めて亀頭に吸い付いてくるような動きを見せており、まるで搾り取ろうとするかのようだった。その刺激に耐えられず俺もまた限界を迎えてしまい、そのまま中へと朝一番の精液を放出してしまった。ドクンドクンと脈打ちながら大量に放出されていく感覚がある。まるで自分のものが別の生き物にでもなってしまったかのようだった。
 射精が終わった後もしばらく繋がったまま余韻に浸っていたかったのだが、瞳さんが俺のものを引き抜きそのまま抱きついてくるのでそれに応えるように抱き返すと唇を重ね合わせた。舌を差し入れると彼女もそれに応えてくれるように絡めてくるので、唾液を流し込んで飲ませてあげると喉を鳴らしながら飲み込んでくれた。瞳がトロンとしているように見えるのは気のせいではないだろう。

「はぁ……拓巳くんのせーえき、あったかい……」
 彼女は嬉しそうに下腹部を撫でながら呟くと、俺のものを手に取り口に含んだ。尿道に残った精液を吸い取るようにして綺麗にしてくれるその献身的な姿に再び欲情してしまいそうになるが何とか抑え込む。そんな俺を見て瞳さんはクスッと笑う。
「朝からいっぱい出したのにまだ元気なんだ? ふふっ……私の身体そんなに良かった?」
 からかうような口調だがその表情はどこか嬉しそうだ。そんな彼女を見ているとまたムラムラしてきてしまうので誤魔化すためにキスをすることにした。

「ちゅぱっ……れろっ、んんっ……」
 舌を伸ばして絡め合いながら唾液を交換し合う濃厚なキスだ。お互いの口内を犯し尽くすかのように激しく求め合い、息継ぎのために口を離すと銀色の橋がかかる。それを見て笑い合った後、もう一度唇を重ね合わせて舌を絡ませ続ける。
「んふっ……ぷはぁっ」
 ようやく満足して口を離すと今度は首筋に吸い付いてくるので、痕が残らないように注意しながら好きにさせることにした。その間もずっと俺のものを握ったままで離さないので、彼女の手の上から自分の手を重ねて上下に動かしてあげることにする。すると瞳さんは嬉しそうな声を上げて身を捩らせた。

「あんっ……拓巳くんのおちんちんビクビクしてるよ? また出ちゃいそう?」
「はい……もう限界です」
 俺がそう言うと彼女は再び俺の上に跨がってきたかと思うと一気に腰を落とした。そして激しく上下運動を始めたため俺は為す術もなくただ快楽を受け入れるしかなかった。
「あはっ! すごいぃ……また大きくなってきたよぉ……」
 瞳にはハートマークが浮かんでおり、完全にスイッチが入っているようだ。そんな彼女を見ているとこちらも興奮してきてしまい、自然と腰が動いてしまう。すると彼女はそれに応えるかのようにさらに動きを加速させていく。

「あぁっ! もうダメぇ……イクッ、イッちゃいますぅ!」
 瞳さんは身体を仰け反らせながら絶頂を迎えたようだったが、それでも動きを止めようとしないため俺はされるがままになってしまうしかなかった。しかしそれも長くは続かず、すぐに二度目の射精を迎えてしまうことになったのだが、それでもまだ終わらないようで瞳さんは自ら体位を変えて激しく動き始めるのだった。結局その後三回ほど連続で搾り取られる羽目になり、ようやく解放された頃にはもう会社には遅刻する時間になっていた。

「はぁ……疲れた……」
 さすがに体力の限界だったのでベッドに倒れ込むと、瞳さんは俺の腕枕に頭を乗せてきて寄り添うように横になる。汗まみれでベトついた体も気にせず密着してくるので正直暑苦しいのだが不思議と不快ではなかった。むしろ心地良いくらいだ。
「ごめんね? 今から出てもお仕事遅刻だね」
「まあ仕方ないですよ。今日は半日有給にします」
「そっかぁ……じゃあ私もそうしよう。今日は午前中ずっとイチャイチャできるね」

 瞳さんは嬉しそうに言うとキスをしてくる。それに応えるようにこちらも舌を絡ませ合う。
「……ねぇ拓巳くん」「はい?」「私のこと好き?」「もちろん大好きですよ」
 俺が即答すると彼女は照れたように微笑んでから再び抱きついてきた。俺もまた彼女を抱き締め返すと耳元で囁いた。
「もう一回しよ?」
 その誘いを断る理由など無いので俺たちは再び体を重ねた。

 こうして俺は瞳さんとの愛の巣に入り浸り、彼女との情交に溺れている。もしかすると既にお互いに家族には勘付かれているかもしれない。家庭が壊れるのも時間の問題なのかもしれない。だがそんなこと、どうでもいい。それくらい俺は彼女と彼女の身体に夢中になっている。瞳さんの全てが欲しい。彼女の全てが俺のものだという証が欲しいのだ。
「拓巳くん……愛してる」
「俺もだよ、瞳さん……」
 俺たちは幸せな毎日を送る。いつまでもこの時間が続けばいいなと思いながら、いつか終わりが来ることを自覚しながら。今はただ何も考えずに彼女と愛し合っていたい。俺は瞳さんを抱きしめると、仄かに暖かい不倫の沼へと沈んでいくのだった。


(終)