カラオケSNSで出会ったケバエロ美熟女(2)
それから俺たちはカラオケを出ると、近くのラブホテルへやってきた。
まだ日が高い時間からこんな場所を訪れることに、ちょっとした後ろめたさと高揚感がある。亜里沙さんは慣れた様子で手続きを済ませると、俺にぴたりと寄り添って部屋まで向かった。
「洋介くん、こっちこっち」
暖色系の照明が灯る部屋に入ると、彼女はベッドに座ってはしゃぐように俺を誘う。俺は初めて入るラブホテルに緊張しながら彼女の隣に腰を下ろした。
「洋介くん、シャワー浴びる?」と彼女が訊いてきたが、俺は首を振った。正直、亜里沙さんが汗を流すのを、勿体無いと思ってしまったからだ。
亜里沙さんはそんな俺を見てクスリと笑った後、ゆっくりと唇を重ねてくる。
最初は触れるだけのキスだったが次第に舌を入れるディープなものに変わっていく。彼女の唾液は甘く、頭がボーっとするような多幸感に満たされていった。
「んっ……ちゅっ……はぁ……」亜里沙さんはキスを終えると、俺の身体に抱きつき胸を押し付けてきた。柔らかな胸が潰れて形を変える。俺はその柔らかさと感触を楽しむように、ぎこちなく胸を揉みしだいた。
「あんっ……ふふ、洋介くん上手」彼女はくすぐったそうに笑うと、今度は俺の股間へと手を伸ばす。そこはもうすでに硬くなっており、ズボンの上からでも形が判るくらいだ。彼女は慣れた手つきでチャックを下ろすと、パンツの中から俺のモノを取り出す。
「うわぁ……もうこんなに、大きくなってる……」
亜里沙さんはうっとりとした表情で呟くと、優しく握ったり擦ったりし始めた。
「どう? 気持ちいい?」
俺は黙って首を縦に振る。亜里沙さんは嬉しそうに微笑むと、今度は顔を近づけて先端をペロリと舐めた。そして口に含むと上下に動かし始める。その刺激に俺のものはさらに硬くなっていく。彼女はそれを感じると嬉しそうな顔でフェラチオを続けた。
じゅぽっ、ずぽっと卑猥な音を立てながら顔を前後させる。時折上目遣いでこちらの様子をうかがう様子はとても淫靡だった。
「亜里沙さん……もう出そう……」俺は限界を感じて亜里沙さんを引き剥がそうとするが、彼女はそれを拒否するように強く吸い付いてくる。その瞬間、俺は耐え切れずに彼女の口の中に精を放った。
彼女はそれをすべて受け止めるとゆっくりと飲み込んだ。そして妖艶な笑みを浮かべながら見せつけるように口を開く。そこは俺が出したばかりの精液で白く染まっていた。その淫靡さに俺のモノは再び硬さを取り戻していく。
「ふふっ、まだまだ元気だね」彼女は満足そうに微笑むと、今度は自分の服を脱ぎ始めた。下着姿になると豊満なバストがこぼれ落ちそうになっている。俺は思わずごくりと喉を鳴らした。
亜里沙さんが見せつけるような仕草でブラを外し、大きな胸がぷるんっと揺れながら姿を現す。乳首はすでにピンと立っていて、俺を求めているように見えた。
「ふふ、触ってみる?」亜里沙さんは挑発するように言うと俺の手を取り自分の胸へと導いた。柔らかい感触が手のひらいっぱいに広がり、俺は夢中で揉みしだく。
「あっ……んっ……」彼女はくすぐったそうな声を上げるが、嫌がっている様子はない。むしろ喜んでいるようだった。俺は彼女の胸の先端を口に含むと舌で転がし始めた。もう片方の胸は手で刺激を与え続ける。
「ああっ! はぁ……すごいぃ……」亜里沙さんは快感に耐えられず、背中からベッドに倒れ込んだ。俺もそれに合わせて覆い被さると、亜里沙さんのショーツの中に手を入れる。そこはすでにびしょ濡れになっていた。
「あっ……だめっ」と抵抗する素振りを見せたが、構わずに割れ目をなぞっていく。
「あっ……いやっ……あぁんっ!!」亜里沙さんの声が大きくなる。俺はそのまま指を中へと挿入していった。熱く湿った膣内は狭くきついが、ゆっくりと出し入れを繰り返すうちに少しずつ柔らかくなっていくのを感じた。
「はぁ……んっ……あっ……」彼女は俺の首に腕を回して抱きついてくる。俺は彼女の耳元で囁くように尋ねた。
「亜里沙さん、もう挿れてもいいですか?」
すると彼女は蕩けた表情のままこくりと首を縦に振った。俺はズボンを下ろすと、すでに準備万端になっている自分のモノを取り出した。そして彼女のショーツを脱がせると、濡れそぼった秘所に押し当てる。
「んっ……早くぅ……」亜里沙さんは待ちきれないといった様子で腰を動かしてきた。俺もそれに応えるように挿入していく。亜里沙さんの膣はまるで俺を呑み込むように収縮し奥まで俺を招き入れる。それは少しでも気を抜くと、そのまま精液まで搾り取られそうな蠢きだった。どうにか根元までしっかりと繋がった状態で亜里沙さんの顔を見ると幸せそうな笑みを浮かべていた。
「んっ……洋介くん、好き……大好き……」
彼女はうわ言のように呟きながらキスをせがんでくる。俺はそれに応えて舌を絡ませながらゆっくりと動き始める。
最初は優しく、徐々に激しく突き上げていくと、彼女の口からは喘ぎ声しか出てこなくなった。結合部からは愛液が溢れ出しており、それが潤滑油となってスムーズに動けるようになっていた。
「あっ……あぁん! いいっ……おチンポ気持ちいいよぉ!!」
亜里沙さんは快楽に溺れきっているようで、もはや自分が何を言っているのかも分かっていないようだった。
そんな彼女が愛おしくなり、より一層激しく腰を打ち付ける。
パンッ! パァンッ! と肌同士がぶつかり合う音が響く中、ついに限界が訪れたようで、彼女の膣が激しく収縮したようなうねりを起こし俺のモノを締め付けた。それと同時に俺もまた激しい快楽の絶頂を迎える。ドクンドクンと大量に流れ出る精液を亜里沙さんの中へと注ぎ込む感覚は、何とも言えない幸福感を与えてくれたのだった……。
◆◆◆
「はぁ……」俺はベッドの上で深いため息をついた。まさかこんなことになるなんて夢にも思わなかったからだ。亜里沙さんと過ごした時間は濃厚すぎて夢だったのではないかと思ってしまうほどだった。
「ふふ、どうしたの? ため息なんてついて」亜里沙さんは俺の横に寝転びながら髪を優しく撫でてくれている。その感触はとても心地よかったが、同時に罪悪感のようなものを感じていた。
「いや、こんな夢みたいに幸せなことがあっていいのかなって……」
俺は思わずそう呟くと、彼女はクスリと笑った。
「いいんだよ、洋介くんはもう私の彼氏なんだから」そう言って彼女は俺に抱きついてきた。柔らかな胸が押し当てられる感触が心地良い。彼女の体温と甘い香りを感じながら目を閉じると、自然と眠気が襲ってきた。
「眠たくなっちゃった?」亜里沙さんは優しく囁くように訊ねる。
「うん、ちょっと疲れちゃったみたい」俺は正直に答えるとそのまま目を閉じた。
するとすぐに意識が遠のいていく感覚に襲われる。
「おやすみ、洋介くん」という声とともに額に柔らかいものが触れるのを感じたが、それが何なのかを確認する前に俺の意識は深い闇の中へと落ちていった。
◆◆◆
次に目を覚ました時、窓の外は夕焼けに染まりつつあった。
時計を見ると午後6時を少し回ったところだ。いつの間にか隣で寝ていた亜里沙さんも目を覚ましたのか、ぼんやりとした表情でこちらを見つめていた。彼女は俺の頰に手を当てると、ゆっくりと顔を近づけてそのまま唇を重ねた。しばらくお互いの舌の感触を楽しんだ後、離れると唾液が糸を引いた。
「ふふ……しちゃったね」と亜里沙さんは少し照れたように笑う。俺もなんだか気恥ずかしくなってしまい視線を逸らした。
初めて会った日に恋人になって、カラオケでフェラをしてもらい、そのままラブホに行きセックスをする。昨日までの自分に教えても、とても信じないだろう。
「ねぇ、洋介、私またしたくなっちゃった」
彼女はそう言いながら俺の股間に手を当ててきた。あれだけ出したというのに、亜里沙さんに触れられると、俺のそれはみるみる大きくなる。
「ちょっと亜里沙さん……」俺は困惑しながらも彼女の手を振り解こうとするが、彼女はそれを許さないとばかりに強く握り込んできた。そして耳元で囁くように訊ねる。
「だめ?」上目遣いで見つめてくる瞳はとても魅力的で、思わず首を縦に振ってしまいそうになるが何とか耐えた。
「でも時間ですし、いったんホテルを出ないと……」
俺が言うと彼女は頬を膨らませて抗議してきた。
「やだ! せっかく結ばれたのに、私はもう離れたくないもん!」
駄々をこねるように言うその姿はとても可愛らしいが、さすがにそういう訳にもいかないので説得を試みることにした。
「じゃあせめて一緒にシャワーを浴びましょう」
そう言うと彼女は渋々といった様子で手を離してくれた。
俺はベッドから起き上がると浴室へと向かい、そこで鏡に映った自分の姿を見て驚いた。全身にキスマークがついているのだ。しかも一つや二つではない、数え切れないほどの量だった。寝ている俺に亜里沙さんがつけたのだろう。俺は苦笑しながらシャワーを浴びることにした。
二人で汗を流して身体を洗い、部屋に戻り身支度をすませると、亜里沙さんはベッドに腰掛けて窓の外を眺めていた。夕日に照らされた横顔はとても美しく、どこか寂しげにも見える。そんな彼女の姿を見ていると胸が締め付けられるような思いになったが、俺は気を取り直して声をかけることにした。
「亜里沙さん、お待たせしました」そう言うと彼女は笑顔で振り向く。
その表情に先程までの憂いはなく、いつもの明るい雰囲気に戻っていた。
俺は安堵しつつも彼女の手を取り立たせる。すると彼女はそのまま俺の腕に抱きついてきた。そして上目遣いでこちらを見上げてくる。
「今日は最高の一日だったよ、洋介はどう?」
「もちろん俺もです。亜里沙さん、今日は誘ってくれてありがとうございました」
俺は素直な気持ちを伝える。
彼女は満足げに微笑むと再び唇を重ねてきた。触れるだけの優しいキスだったがそれだけで俺の心は満たされていくのを感じた。
「あっ! 私いいこと思いついちゃった。じゃあさ、洋介も同じ気持ちということで、その最高の今日を延長しない?」
亜里沙さんは手をぱんっと叩いて提案する。
そんなカラオケの延長じゃあるまいし……いや、それもいいのかもしれない。少なくとも俺たちが出会った経緯を考えれば、それは相応しく思えた。
「ねっ、私の家ここから歩いて帰れる場所だから。今日はうちに泊まりなよ」
亜里沙さんはそう言うと、俺の手を引っ張って歩き始めた。
「いや、でも着替えとかないし……」俺が言うと彼女はにこりと笑う。
「大丈夫だよ、私の服貸してあげるし、下着は……いらないでしょう?」
「いやでも……」と俺は渋るが、彼女が寂しそうな表情をしたので慌てて了承した。
「じゃあ決まりだね! ほら行こう!」
亜里沙さんは再び俺の手を引いて歩き始める。その足取りはとても軽やかでスキップをしているようだった。
俺は苦笑いを浮かべながら、彼女に導かれるままホテルを出た。
彼女の明るい色の髪が夕日に照らされてきらきらと輝いている。まるで神話に出てくる歌と踊りの女神みたいだ。俺がそんなことを考えながら亜里沙さんの少し後ろを歩いていると、彼女はぴたりと立ち止まり、くるりと振り向いた。その表情はとても嬉しそうで満面の笑みを浮かべている。
(ああ、やっぱり可愛いなぁ)
亜里沙さんは悪戯っぽく笑って俺を見ると再び歩き出した。
俺は置いて行かれないように慌てて彼女の横に並ぶ。
「ふふ、私、今すごく幸せ」亜里沙さんは歩きながら楽しげな声で言った。俺も同じ気持ちだと伝えると彼女はさらに嬉しそうな顔をした。
「じゃあもっと幸せにしてあげるね」
彼女は俺の腕を取ると、両手で抱えて豊かな膨らみを押し付ける。
「ちょ、ちょっと亜里沙さん……」
俺は突然のことに驚きつつも、彼女に抗えず柔らかな感触を堪能した。
「洋介、こっちだよ」
亜里沙さんは嬉しそうに俺の手を引きながら歩き続ける。俺はできるだけこの幸せが続くようにと願いながら、彼女の手を握り従うのだった。
(続く)