ベリーダンスが趣味の人妻熟女とセフレになった(1)

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 俺はぎりぎり20代だが、初体験の相手がバイト先で知り合った人妻だったこともあり、セックスは人妻熟女とするのが一番興奮する。

 とはいえ日常生活にそうそう不貞のチャンスが転がっているわけもなく、出会い探しはもっぱらネットを利用する。若い女性ユーザーが多いアプリを使っても仕方がないので、時間を持て余した人妻が読みそうな雑誌を立ち読みして、掲載されている広告の出会い系に登録してアプローチを試みている。

 今回知り合ったのは50代。ベリーダンスが趣味の穂乃花さんという女性だ。
 あまりにも年下の男性からのアプローチに、最初は業者ではないかと疑っていたようだが、こちらの仕事や住んでいる場所を正直に話すと信用してもらえた。一回り以上も年の離れた男性から女性として見られるのは嬉しかったようで、最初のメールを送ってから実際に合うまで二週間とかからなかった。

 待ち合わせ場所は郊外の大型ショッピングモールの駐車場だ。
 いざ会ってみると、容姿は良くも悪くも平均的だが、若々しく見える上にスタイルがとても良かった。髪や肌にも艶があり化粧も上手い。
 おそらく常日頃からボディメイクを気遣っているのだろう。ダンスをする人特有の体幹の良さとでも表現すればいいのか、姿勢が綺麗で動作の一つ一つが他者からどう見えるかを意識して洗練されていた。たぶん後ろ姿だけだと若い女性と勘違いする人もいるだろう。

「良かった、本当に会うまで不安だったんだけど、まさかおばさんの誘いにこんな若い子が乗ってくれるなんて……嬉しい」

 彼女は初対面から好意的だった。
 ボディータッチもさり気なく自然で嫌な感じはしない。彼女の手や指先には独特の色気があり、手の平を撫でられたり軽く握られたりするたびにこちらの鼓動は速くなった。

「今日はジムとかに行くんですか?」
「ううん、ただ運動不足解消のために出歩きたかっただけよ」
「じゃあ、お茶でもしながらお話ししましょうか」
「ええ、喜んで」

 当然、俺も彼女が出会い系のプロフィールに書いていた「運動」を文字通りの意味で受け取っているわけではない。
 女性だって下心が無ければ敢えて出会い系になんて登録する必要はないのだから。

 しかし初対面の大人同士が出会ったときのマナー、というのも当然あってしかるべきだ、というのが俺の価値観だ。
 そういう儀礼的なやり取りは面倒なだけなので、さっさとホテルに行ってやることやればいい、という考え方も否定はしないが、単純に俺の好みではない。なのでまずは下心を抑え込んで、人対人として普通に話すことを提案する。

 今回の穂乃花さんとはそんな価値観を共有できるようだ。俺たちは互いに好意を示すように微笑みあった。

◆◆◆

「ベリーダンスはね、お腹の肉を引き締める効果があるの」
 そう言って彼女は、俺の横でブラウスの裾をまくりお腹周りを見せてくれる。

 カフェで軽食を終えた俺たちは、ショッピングモールを出ると駐車場に停めてあった車に乗り込み、そのまま郊外に向けてドライブがてら移動していた。

「ほら、このお腹の部分なんて、結構いい具合でしょう」
 そう言って彼女は俺の手を取り自らの腹部へと導く。確かに彼女のそこは女性らしい柔らかさを残しつつ、しなやかな筋肉の存在が感じられた。しかもそこに熟れた人妻の色気が加味されておりとてもいやらしい。

 俺は自分の手がしっとりと汗ばむのを感じたが敢えてそのまま触れ続けた。彼女も俺の手の平の変化に気づいたのか、意味ありげな瞳で俺を見つめる。俺は彼女の腹部の肌触りを味わいつつ、さらに上の方へと手を這わせた。

「んっ……」
 軽く身じろぎするが、構わずにそのまま手を滑らせていく。
 彼女の肌はすべすべしており、とても触り心地がいい。俺はそのまま左手を上へと進めていき、ブラジャーの縁に辿り着くと、なぞるように指を移動させた。彼女もまた俺の意図を察して自ら背中を向けたので、そのまま背中のホックに手を伸ばして外す。支えを失ったブラが重力に従って落ちそうになるが、彼女の両手がそれを受け止めた。

 服の隙間からブラジャーを取り出した穂乃花さんが、気持ち運転席側の俺の方へと胸を突き出すようにして座り直す。
俺はその行動に誘われるように、彼女の乳房へと手を伸ばした。

「あっ」
 と彼女が小さく声を出す。
 俺の指先が触れた瞬間に反射的に声が漏れてしまったようだ。
 それでも構わずに、今度は下から掬い上げるように乳房を優しく持ち上げると、そのまま手の平全体で包み込むようにして揉んでみる。すると彼女はさらに甘い声を漏らした。

 ブラによる締め付けから解放された彼女の胸は重力によって若干垂れ気味になっていたが、それでもなお十分な大きさを誇っている。俺はそのまま優しく揉みしだいた。

「んっ……あっ……」

 彼女は小さく喘ぎ声を上げるが、嫌がる素振りはない。俺は調子に乗って乳首を軽くつまんでみる。
 彼女の身体がピクンと反応した。どうやらここが弱いらしい。

「あんっ……」

 俺はそれを摘まんでコリコリとした感触を楽しむと、今度は優しく捏ねるように刺激を与えていく。
「あっ……やっ……」
 その度に彼女は小さく喘ぎながら身を捩らせるが、嫌がっている様子はなくむしろ喜んで受け入れてくれているようだ。

 やがて彼女の呼吸も荒くなってきており、頬も赤く染まってきたように見える。そこで一旦胸から手を離すと、穂乃花さんは少し残念そうな顔をしていた。しかしすぐに気を取り直したのか、今度は自分の右手を使って自らの股間へと手を伸ばし始めた。
 スカートを捲り上げてパンストとショーツの間に手を差し込む。そしてそのままゆっくりと下ろしたかと思うと、片足ずつ脱いで素足を露わにした。

「ごめんなさいね、実はもうかなり濡れてるの……」
 そう言って彼女は両手で足を開いて見せた。そこには確かに愛液によってしっとりと濡れた陰部が見える。
 俺は迷わず今度はそちらへと手を伸ばした。人差し指を割れ目に沿って上下に動かすようにして擦ってみると、指先に粘液が絡みついてくるような感触があった。どうやら本当に準備万端のようだ。

 穂乃花さんは俺に任せてくれているようで、されるがままになっている。
 指先が膣口に触れ、そのままゆっくりと押し込んでいくとあっさりと中へ飲み込まれる。
 熱くぬめる粘膜に包まれた感覚があった。そのままさらに奥を目指すように指を進めると第二関節くらいまで入ったところで何かにぶつかったような感じがしたが構わずに更に押し込むようにして進めると、ついに根元まで入ってしまったようだ。そこで一旦動きを止める。

「あっ……すごい……」

 彼女は少し驚いた様子だったが、特に痛そうな様子はなかった。むしろ少し気持ち良さそうにしているくらいだ。
 様子を見ながら彼女の膣内で指を動かすことにする。最初はゆっくりと出し入れするように動かしてみた。

「あっ……あぁ……」

 穂乃花さんが甘い吐息を漏らす。その表情はすっかり蕩けきっており、とても妖艶な雰囲気を醸し出していた。
 その反応を見て俺もさらに興奮を高めてながらも、少しずつ段々と、指の動き変えて穂乃花さんの感じやすい場所を探る。

「あんっ……あっ、あっ……ああっ!」

 彼女はもう声を抑えることすら忘れてしまっているようで、ただひたすらに快楽に溺れているようだったが、それでも俺の指の動きに反応して、腰を浮かせたりくねらせたりして応えてくれる。
 俺は彼女の膣内を優しく擦り上げつつ、同時に親指でクリトリスを刺激してみた。すると穂乃花さんはひと際大きな声を上げて身体を跳ねさせた。どうやらここが一番感じるポイントのようだ。俺は重点的にそこを責め立てることにする。

「やっ……だめっ……あっ……ああっ! イクッ! イッちゃう!」

 穂乃花さんが絶頂に達したことを察知したので、そこで一旦手の動きを止めた。
 彼女は荒い呼吸を落ち着けようと深呼吸している。俺は彼女の息が整うのを待ってから、再び指を動かし始める。今度は先ほどよりも激しく動かしてみた。

「あぁっ! やぁっ! ああんっ!」

 彼女はまた大きな声で喘ぎ始めた。しかし今度は止めることなくそのまま続ける。
 膣内からは大量の愛液が流れ出し、俺の手を濡らしていた。そのおかげで滑りが良くなり更に動かしやすくなっている。俺は彼女のGスポットを探し当てると、そこに狙いを定めて集中的に責め立てた。

「あっ! やっ! そこぉ……ダメぇ……またイッちゃうぅ!」

 穂乃花さんが再び絶頂を迎えたので、俺はそこで彼女の膣への愛撫を終えた。
 彼女はぐったりとシートにもたれかかったまま荒い呼吸を繰り返しながらも、ダッシュボードに置いてあったウェットティッシュを取り出すと、俺の指を丁寧に拭いてくれた。

 ただその拭き方がどうにも性的で、物欲しそうな目で俺を見つめている。
 と、思っていたら案の定、俺の指をペニスに見立てて舌を這わせ始めた。これではせっかくウェットティッシュで綺麗にした意味がなくなるではないか。いや、もしかして最初から自分が舐めるために俺の指を清めたのか?

 俺はそんなことを考えて苦笑しつつ穂乃花さんに告げる。

「さあ、ホテルに着きましたよ。続きは部屋でしましょう」

 彼女はぼうっとした表情で、しばらく何を言われたのか解っていないようだったが、やがて状況把握が追いついたのか蕩けるような笑みを浮かべると、

「はい」

 と頷いて俺の手をぎゅっと握りしめた。


(続く)