ベリーダンスが趣味の人妻熟女とセフレになった(2)

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 部屋に入るなり俺は彼女を抱きしめてキスをした。
 最初から舌を入れて絡め合わせるような激しいキスだった。
 彼女もそれに応えるようにして積極的に舌を差し出して絡めてくる。

 そのままベッドに押し倒すようにして寝かせると、今度は首筋に舌を這わせる。
 穂乃花さんが小さく反応するが気にせずに続けた。徐々に下に降りていき鎖骨の辺りに強く吸い付く。赤い痕が付いたのを確認してから、今度は服をまくり上げてノーブラの胸にしゃぶりついた。

 穂乃花さんは少し驚いたような声を上げたもののすぐに受け入れて、むしろ俺の頭を抱きしめるようにして自分の方に引き寄せた。俺はその期待に応えるように強く吸い上げたり甘噛みしたりして刺激を与える。その度に彼女は甘い吐息を漏らしていた。

「んっ……あっ……」

 やがて彼女の胸の先端がビンビンに勃起して固くなったのを確認すると、一旦口を離して今度は下の方へと移動した。
 彼女のブラジャーと同様に、本来スカートの下に着用していたものは、車の中で脱ぎ去ってしまっている。
 俺は穂乃花さんの露わになった股間に顔を近づけて、そのまま思い切り匂いを嗅いだ。

「やぁっ! そんな……恥ずかしいわ」

 穂乃花さんは顔を真っ赤にして抗議の声を上げたが、俺はそれを無視してひたすら嗅ぎ続けた。
 そして次は舌先でその部分を軽く突くようにして刺激を与えてみる。少しずつ強く押し当てるようにして舌を動かすと、穂乃花さんの口から甘い吐息が漏れ始めた。

「んっ……はぁ……」

 俺はそのまま舌先で割れ目に沿ってなぞるようにして動かす。時折クリトリスに当たるように調整しながら、ゆっくりと時間をかけて愛撫を続けた。
 穂乃花さんは腰を浮かせながら悶えるが、反応を確かめながら続けるとやがて限界を迎えたようで大きく身体を痙攣させた。どうやら軽く達したようだ。

「あっ……あぁ……ああ」

 余韻に浸る彼女の両足を開かせると、俺はその間に身体を入れて勃起しているペニスの先端で彼女の割れ目をなぞる。
 穂乃花さんの腰が緩慢に動くのを見て頃合いだと思った俺は、膣内へと挿入してゆっくりと出し入れを始めた。

「あぁ……凄いわ……こんな……」

 穂乃花さんが感嘆の声を上げる。続く言葉が少し気になったが、俺も俺で彼女の膣内の間隔に驚いていた。

 気持ちよすぎる。

 じっくりと準備をして濡らしたおかげか、温かい粘膜に包まれる感覚がしっかりとある。
 しかも年齢的に締まりには期待していなかったが、彼女の膣内は俺のものをぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
 それがダンスで鍛えられたものなのか、それとも長年の男性経験によるものなのかは解らない。確かなことは、良くも悪くも彼女のマンコは、俺には少々刺激が強すぎた、ということだ

 俺は抽挿を繰り返しつつ、制御できないままに段々とペースを上げていく。
 穂乃花さんは俺にしがみついて必死に耐えていた。その健気な姿に愛おしさを感じつつラストスパートをかけるべくさらに動きを加速させる。

「あぁっ! ダメッ! もう……イクッ!!」

 穂乃花さんが絶頂を迎えたと同時に俺もまた射精した。大量の精液を子宮に流し込むかのように、ゆっくりとペニスを押し込み脈動を繰り返す。

「熱いのがいっぱい入ってくる……」

 穂乃花さんが蕩けきった声でそう呟いた。俺はまだ治まらない自分のものを軽く動かしながら、彼女にキスをする。そして舌を絡め合わせるようにしてしばらくお互いの口腔内を貪った後で唇を離した。

◆◆◆

 ホテルに入ってからも結局何回か行為に及んだ俺たちは、シャワーを浴びて一息ついていた。

「すみません、中にだしちゃって」
 身体を洗い流しながら改めて見た彼女の肉体は、形のいい胸といい引き締まったお尻といい素晴らしかった。
「もう妊娠しないから大丈夫よ」と笑う彼女は、続けて「ありがとう」と言って俺の胸板にキスをする。

 正直に、膣の具合も締め付けも今まで味わったことがないくらい最高だったと言うと、満更でもない様子だ。

「良かったわ、私だけじゃなくてあなたも満足してくれたようで」

 そう言って微笑む彼女の姿に思わずドキッとする。
 じゃれるような愛撫をしながら互いの身体を洗い合ってシャワールームを出る。
「ねえ、あなたって本当に素敵ね」と穂乃花さん。タオルだけを巻いた姿で室内に戻っていると後ろから抱きつかれた。
 俺の背中に乳房を押し付けるようにして密着してくると耳元で囁くように言う。

「私、あなたみたいな人がタイプなの」

 そう言って俺の股間に手を伸ばしてくる。

「ねえ……もう一回しない?」

 彼女に誘われ俺たちはベッドに倒れ込んだ。今度は俺が彼女をリードする番だ。

「あんっ……あっ……」
 穂乃花さんは俺に組み敷かれながら甘い声を上げ続けている。その声を聞くたびにどんどん興奮が増していった。
 彼女が足を大きく広げて結合部を見せつけるようにして誘ってくるので、それに応えるようにして一気に奥まで挿入した。

「ああぁ! すごいぃ!」
 穂乃花さんは嬉しそうな声を上げて身体を震わせる。俺はそのまま激しいピストン運動を開始した。
 先程は油断もありそれどころではなかったが、彼女の感じやすいポイントは既にある程度は把握済みだ。彼女に経験や技術では及ばない分、せめて回数と体力で楽しまたい。

 パンパンと肌同士がぶつかり合う音が部屋に響き渡る中、俺たちは何度も何度もお互いを求め合った。

「あぁっ!イクッ!イッちゃう!!」

 穂乃花さんが絶頂を迎えたと同時に俺もまた何度目かの射精する。彼女の膣内に大量の精液を流し込んだ。

「はぁ……はぁ……」

 穂乃花さんは肩で息をしながら、仰向けになって満足そうな笑みを浮かべ天井を見上げている。
 俺はそんな彼女を労うように頭を撫でてやりつつ、そっと口づけをする。彼女が舌を絡めてきたのでそのまましばらく続けた後、ゆっくりと唇を離した。

「ふふ、本当に優しいのね」

 そう言って笑う彼女の顔はとても魅力的だった。

「……ねえ、今度はいつ会える?」
 どこか甘えるような声音と上目遣いで彼女が言うので、
「いつでもいいですよ」と答える。

 性欲が強くて、スタイル良くて、セックス上手な五十路熟女と会えたおかげで、今後しばらく充実した性活を送れそうだと考えていると、アソコがまた硬くなってくる。彼女も俺の勃起に気づいたのか、照れたような呆れたような表情で笑っていた。

「ねえ、もう一度キスして?」
 そう言ってキスをねだってきたのでそれに応える。何度か軽くキスをした後、俺は穂乃花さんを抱き寄せて優しく抱きしめた。彼女もまた俺の背中に腕を回してくる。

 彼女の身体は柔らかく温かい。その感触に心地よさを感じていると不意に股間が何かに触れた。見ると穂乃花さんの太ももがいつの間にか俺のものを挟み込むようにしている。
 そのままゆっくりと前後に動かし始めたので慌てて止めようとしたが時既に遅く、完全に勃起したそれは彼女の太ももの間で精を吐き出してしまった。

「ふふ、若いってすごいわね。もっとしてあげたいけど、また今度ね」
 そう言って俺のものを咥えると、尿道に残っているものまで舐めとり綺麗にしてくれる。
 ペニスを拭きながら妖艶に微笑む穂乃花さんを見ていると、なぜか初めてセックスをしたパート先の人妻のことが思い出され、彼女に重なって見えた。

◆◆◆

 それから数日間、俺と穂乃花さんは頻繁に会いホテルにこもりセックス三昧だった。

 穂乃花さんは、俺が思っていたより経験人数が多く、これまで50人ぐらいと関係を持ったらしい。
 そんな話までしてくれたのは、それなりに信用されるようになったからなのか、あるいは彼女のセフレの一人に加える気になったからなのかもしれない。いずれにしても穂乃花さんにとって俺は、それなりに重宝する男性として認識されたようだった。

 人妻熟女の性生活について話していとき、穂乃花さんが意外なことを言った。

 ずっとしてみたかったことがあって……私が若い男性をダンスで誘惑するの。
 私は50代でもう若くはないし、頑張って維持してるけど少しずつ体型も崩れてきてる。
 だけど若い男の子とそういうことをしたい気持ちは年々膨らんで、我慢できなくなってしまったのね。

 若い人向けのマッチングするアプリを試してみたこともあるの。そういう人たちを誘惑して、自分の虜にしてみたいと思って。
 彼女によるとそのアプリには「セフレ募集」という掲示板があるらしく、そこで相手を探している人妻熟女がいるらしい。
 ただ穂乃花さんはまだそこに書き込んだことはないそうだ。

「……だって私みたいなおばさんにそんな勇気あると思う? ちょっと痛いかなって冷めちゃう自分もいるのよ」

 それにする必要なくなっちゃったしね。
 そう言って穂乃花さんはにこやかに俺を見る。

「まさか若い男の子の方から、私のところに来るなんて思ってもみなかったわ」
 俺もまさか五十路の人妻熟女と継続的なセフレになれるとは思ってもみなかった。

「穂乃花さんはどうして俺に返信してくれたんですか?」
 俺が聞くと、少し迷ってから恥ずかしそうに答えてくれた。
「恥ずかしいんだけど、……やっぱり好みだったからかな」
「俺のこと好みなんだ」

 一回り以上も年上の女性にそう言われ、俺の体にはぞくぞくと興奮が走っていた。
 穂乃花さんもまた、その熟れた体をくねらせながら俺に迫ってくる。
 彼女が耳元で囁くように言った。
「ねえ、セックスしよ? 私、若い男のエキスを吸いたくて吸いたくて仕方がないの……」

 思わず生唾を飲む……この五十路人妻の誘惑に抗える日が来るのだろうか? 俺のあそこは穂乃花さんの誘惑に勃起して準備万端だ。

「じゃあ早速始めましょうか」
 俺は彼女を押し倒して熟した肉体を貪り始める……。

 穂乃花さんは俺の興奮を高めるために、あえて淫乱熟女であるとつまびらかにしているような印象がある。
 その上で俺が彼女の熟した肉体を感じさせて、貪り味わうように誘導している。俺のしたいことや思惑を心得ていて、俺の自尊心を傷つけないよう上手くコントロールしてくれているのは、気のせいではないだろう。

 お互いが楽しめるセックスができていて、ついでに体を重ねる関係も続けられている。 
 たぶん相性がいいのだろう。

 とはいえそれはあくまで俺の認識だ。本当は穂乃花さんが俺との関係をどう思っているのかは解らないし聞くのも怖い。
 だからなので俺は、穂乃花さんとのセフレ関係を続けられる限りは、彼女の望むままに振る舞い続けるだろう。

「あぁっ! あんっ!」
 穂乃花さんが俺の腰の動きに合わせて艶っぽい声を上げている。
 その姿はまさに女盛りといったもので、その熟れた肉体から漂う色気と肉感にくらくらしてしまう。

 俺はさらに動きを加速させて激しく責め立てた。
 穂乃花さんもそれに応えるようにして俺を締め付けてくる。その姿は俺とのセックスに夢中になっているように見える。
「あぁっ! あんっ……はぁんっ!」
 と甘い声を上げながら腰を動かす彼女に、俺も負けじと激しくピストン運動を繰り返した。

 彼女の膣内は温かくぬめっていて、俺のものを優しく包み込んでくれるような感覚がある。
 それがたまらなく気持ちよくてすぐに果ててしまいそうになるがなんとか耐えていた。
 彼女はそんな俺を見て妖艶に微笑みながら言う。

「我慢しないでいいのよ? いっぱい出してね」
「穂乃花さんの中でイっていいですか?」
「もちろんよ。私の子宮にたっぷり出して」

 俺はその言葉に従ってラストスパートをかけることにした。
 彼女の一番感じる部分を重点的に責め立てると、穂乃花さんは大きく背中をのけぞらせながら絶頂を迎えたようだ。俺もそれに合わせて射精し、彼女の中にたっぷりと注ぎ込む。

「ああ……熱いのが入ってくるわ……」

 俺のものから吐き出された精液を受け止めながら、穂乃花さんは満足げな表情を浮かべていた。


(終)