平日のショッピングモールで出会った欲求不満な熟女(3)

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 終業後の店内に男女の衣擦れの音が折り重なる。
「ねぇ……早くぅ……」
 甘えた声で催促され、ズボンのチャックを下げられ、既に硬くなっているそれを握り上下に扱かれると、それだけで達しそうになる。
「ふふ……もうこんなになってる」
 真央さんは妖艶な笑みを浮かべると、ゆっくりと顔を近づけてきた。何をされるのか察した俺は期待に胸を膨らませていた。

 彼女は大きく口を開くとその小さな口の中に俺のものを迎え入れた。温かい粘膜に包まれる感覚に思わず身震いしてしまう。そのまま前後に動かされるとあまりの快楽に腰が抜けそうになった。
「んっ……ちゅぱっ……」
 卑猥な水音を立てながら出し入れされ、裏筋やカリ首を丁寧に舐められるたびに甘い声が漏れそうになる。
 真央さんは上目遣いでこちらを見ながら、喉の奥まで使って奉仕してくれた。時折苦しそうに眉を寄せながらも懸命に舌を使い続ける姿は健気でとても可愛らしいものだ。

 やがて限界が近づいてきた頃を見計らって、彼女は口を離した。そして先端に軽く口付けてから言った。
「ねぇ……どこに出したいですか?」
「えっ……?」
 突然の問い掛けに困惑していると、真央さんは妖艶な笑みを浮かべた。
「どこでもいいですよ」
 その一言で理性が吹き飛んだ。俺は本能の赴くまま彼女を抱き寄せると強引に唇を重ねた。舌を差し込み口内を犯し尽くすように激しく貪った後ようやく解放した時には、彼女はすっかり蕩けきった表情になっていた。

 そんな様子を確認してから、今度は自分の番だと言わんばかりに彼女を押し倒し覆い被さる。そしてスカートの中に手を入れショーツを脱がすと、既に大量の蜜で濡れそぼっていたそこに一気に挿入した。
「あぁんっ!」
 真央さんの口から甘い悲鳴が上がると同時に膣内が激しく痙攣し、それと同時にぎゅっと強く締め付けられる。危うく射精しそうになるが、なんとか堪えて腰を動かし始める。

 肌同士がぶつかり合う音が響くほど激しく打ち付けていくと、結合部からは泡立った本気汁が溢れ出てきた。
「あんっ! すごぃ……奥まで届いてるぅ……!」
 真央さんは髪を振り乱しながら悶えている。その姿を見ているだけで興奮してしまいさらに強く打ち付けてしまう。子宮口を押し潰す勢いで突き上げると、その度に真央さんは背中を大きく仰け反らせた。
「あぁんっ! もっとぉ……もっと激しくしてぇっ!」
 彼女もまた快楽を求めて自ら積極的に腰を振る。結合部からは愛液が飛び散り互いの下半身を濡らしていた。

◆◆◆

 あれからも俺と真央さんの秘密の関係は続いていた。
 俺は彼女の経営するブティックで正社員として働いている。最初は慣れない仕事に苦戦していたが、次第に要領を得ていった。今では彼女のアシスタントとして、商品の在庫管理や接客、ディスプレイなど雑多な仕事を手伝っている。
 彼女は俺に対して、より積極的にアプローチをするようになった。職場でもプライベートでも常に側にいて二人きりになると甘えてくるようになったのだ。俺もそんな真央さんを可愛く思い受け入れているうちにどんどん深みに嵌まっていった。

 今日も仕事が終わった後、こうして淫らな密会を行っている。許されない関係だということは分かっているが止められない。彼女との時間が増え、彼女の新たな一面を知るたびに、俺はますます彼女に惹かれていった。今ではもう彼女なしでは生きていけないくらいだ。
「ねぇ……好きよ」
 真央さんは甘えるような声で囁くと唇を重ねてきた。侵入してくる舌に口内を蹂躙される感覚に背筋がゾクゾクとする。俺もそれに応えるように舌を絡めて互いの唾液を交換し合う。

「んっ……ちゅぱっ……」
 キスを交わしながら互いの性器を擦り合わせるように腰を動かす。真央さんは甘い声を上げ背中を大きく仰け反らせた。その拍子にぶるんと大きな胸が揺れるのを見て思わず生唾を飲み込む。
「もっと私を気持ちよくして……」
 俺は両手で胸を鷲掴みにすると激しく揉みしだき始めた。マシュマロのような柔らかさと弾力のある感触を同時に味わいつつ乳首を摘まんで引っ張ると一際大きな声で鳴いてくれる。それが可愛くてまるで麻薬のような中毒性がある行為にどんどん溺れていく。

 真央さんも俺を求めるかのように足を絡めてきた。
「あんっ……きもちぃ……」
 真央さんの口から漏れる甘い吐息が耳朶を打つたびに興奮が増していく。俺は彼女の両足を掴むとその大きく広げさせた。そしてより深く繋がるように覆い被さると、そのまま激しく抽挿を始めた。パンッという音と共に肌同士がぶつかり合う音が響くほど激しいピストン運動を繰り返すうちに限界が訪れたのか、膣内が激しく痙攣し始める。

「イクっ……イッちゃいます……!」
 真央さんは必死に訴えかけるような視線を俺に向けてくる。その表情は蕩けきっており、口の端からは唾液が流れ落ちていた。
そんな姿に興奮を覚えた俺はラストスパートをかけるべくさらに動きを加速させた。子宮口を突き上げる度に膣内が収縮し精液を搾り取ろうとしてくるのに逆らうことなく欲望を解き放つ。
 どぴゅっと勢いよく飛び出した白濁液は彼女の子宮を満たしていく。彼女も同時に絶頂を迎えたようで、弓なりに背を逸らせ快楽の余韻に浸っていた。

◆◆◆

「……静雄さん、わたし幸せです」真央さんが淫蕩な笑みを浮かべてそう呟く。俺も同じ気持ちだと伝える代わりに優しくキスをすると、彼女もまたそれに応えるように舌を絡ませてきた。そのまましばらく抱き合っていたが、やがてどちらからともなく唇を離すと見つめ合う。互いの想いを確認し合い、まるで世界に二人だけしかいないような幸福感に包まれる。
「ねえ……今度いっしょに旅行に行きましょう? 旅館でゆっくり過ごして、温泉に浸かって、美味しい食事を楽しむんです。夜は部屋でお酒を飲みながら、互いの身体を求め合うんです」

 真央さんは俺の耳元で囁きながら、耳朶を甘噛みしてくる。その刺激だけで軽く達してしまいそうになるくらい敏感になっていた俺は小さく体を震わせた。そんな俺を愛おしそうに見つめつつ彼女は続ける。
「朝になったら一緒に朝食を食べて……それからまた愛し合いましょうね?」
 その言葉に興奮を抑えきれずつい再び勃起してしまったのは言うまでもないだろう。それに気付いた彼女は妖艶な笑みを浮かべると誘うような手つきで股間に触れてきた。そのままゆっくりと撫で回される感覚に背筋が震えるほどの快感を覚えると同時に、先程出したばかりのはずの肉棒は再び硬度を取り戻していく。

 真央さんは俺の前に跪くと、既に勃起しているそれを愛おしそうに見つめ、躊躇うことなく口に含んだ。
「んっ……ちゅっ……ちゅぱっ……」
 小さな舌で亀頭を舐め回されながら吸い上げられると腰が砕けそうになるほど気持ちが良い。俺はすぐにでも果ててしまいそうになるがなんとか堪えた。真央さんの手は俺の股間をまさぐりつつ時折、陰嚢を優しく揉んだりしている。まるでマッサージを受けているような心地良さに思わず吐息を漏らすと、真央さんは嬉しそうに目を細めた。

 やがて満足したのか口から離すと今度は裏筋を舐め上げてきた。舌先でチロチロとくすぐるように舐められるとくすぐったくて身を捩ってしまうが、それでも彼女は執拗に同じ場所を攻め続ける。
「ふふ……ここが気持ちいいんですか?」
 俺の反応を見て気を良くしたのか、さらに激しく責め立てられるうちに限界を迎えた俺は呆気なく果ててしまった。勢いよく飛び出した精液は全て真央さんの口内へと収められていく。全て出し終えた後、彼女は尿道に残った分も丁寧に吸い出してからようやく口を離した。ゴクリと音を立てて飲み込んだ後、見せつけるように口を開いて中を見せてくる。そこにはもう何も残っていなかった。

「ごちそうさまでした」
 真央さんは妖艶な笑みを浮かべてそう言うと立ち上がり、そのまま抱きついてきた。柔らかな胸の感触に興奮しつつも抱きしめ返すと、今度は耳元で囁かれる。
「ねぇ……まだ満足できてませんよね? 私も同じです。だから……もっと一緒に気持ちよくなりましょう?」
 真央さんの言葉に俺は小さく首肯する。そしてどちらからともなく唇を重ねた。
 二人の関係は続くが、周りの目や家庭といった現実は常に付きまとうだろう。互いに不安を感じつつも、いや、だからこそ想いは深まっていく。舌を差し込み絡める濃厚なキスを交わしながら、俺達はどこまでも互いに溺れていくのだった。


(終)