平日のショッピングモールで出会った欲求不満な熟女(2)

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 それから俺たちは頻繁に会うようになった。ほとんど体の繋がりから始まったような関係だったが、休日に買い物へ出かけたり映画を観に行ったりとデートを重ねるうちに、徐々に心の距離も縮まっていく。気づけば普通の恋人のような仲になっていた。  もちろん彼女は既婚者で一回り以上も年上だ。しかし真央さんは年齢を感じさせない美貌と妖艶さを兼ね備えており、彼女と過ごす時間が増えるほど夢中になってしまう不思議な魅力が...

平日のショッピングモールで出会った欲求不満な熟女(1)

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 目的もなく平日のショッピングモールを歩いていたら、俯いてベンチに座っている女性に視線を惹き寄せられた。  年齢はおそらく40代といったところだろう。ファッションに気を遣っているのか華やかな印象で、おばさんっぽさは微塵もない。見るからに高そうな服を着ており、20代後半でフリーターの自分とは住む世界が違う。おそらく旦那も金持ちなのだろう。  そんな卑屈な感想を抱きながら彼女の前を通り過ぎようとすると、じ...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(4)

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 彼女との関係はだいたい二年間くらい続いた。その間、俺は毎日のように彼女とセックスをしたし、彼女が望むことは全てやった。キスや軽い愛撫から始まってだんだんとエスカレートしていき最終的には必ず中出しだった。 「妊娠しちゃうかもよ?」と笑いながら言う彼女に「その時は責任取ります」と言うと彼女は嬉しそうに微笑んでくれた。 「川上くんとなら本当に結婚してもいいかもね」とも言っていたが、冗談だったのだろうと...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(3)

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 会社に戻りその日の調査報告書を作成していると、上司から声をかけられた。 「川上くん、君に助けてもらった、という女性から会社に電話が来てたよ。足を挫いて困っているところを荷物を持ってあげたんだって? その時に落とし物をしたみたいなんだけど、心当たりはあるかな?」  もちろんそんな心当たりはない。だがその電話をしてきたであろう相手は推測できる。田中美沙しかいない。  とにもかくにも、親切だが軽率な上...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(2)

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 案内された彼女の部屋を見て、俺はなぜ自分がここに連れてこられたのか概ね理解した。ある意味ではそこは綺麗に片付いた部屋だった。というか片付きすぎていた。 「整理整頓の行き届いた部屋ですね。まるで引っ越して来たばかりみたいた」 「……まあ、生活能力が低いのは自覚してるのよ」 「それは堂々と言うようなことじゃないですよ」  彼女は田中美沙と名乗った。俺は川上ですと改めて自己紹介をする。そして俺は彼女の部...