路面電車で出会った女性との、白昼夢のような日々に迷い込んでいる(2)

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 駅前のカフェは休日の午後だというのに、それほど混雑していなかった。  僕と彼女は窓際のテーブルに向かい合い座り、コーヒーとケーキを注文する。彼女はホット、僕はアイスだった。 「あの……」  僕は彼女に話しかけようとして言葉に詰まった。何を話していいのかわからないのだ。  話題に窮した僕に、彼女は小首を傾げる。その仕草がとても可愛らしかったので、思わず見惚れてしまい言葉を忘れた。そしてそんな自分がい...

路面電車で出会った女性との、白昼夢のような日々に迷い込んでいる(1)

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 息をのむような、という表現がある。英語でも”breathtaking”という単語が似たような意味らしい。ということは思いもよらぬ事態に直面したとき、ふいに呼吸を忘れてしまうのは、広く普遍的な反応であるようだ。  大学を卒業してすぐの頃、僕は路面電車の車内で、息をのむような美しい女性に出会った。  午後の光が彼女のきめ細かな白い肌を照らしていた。年齢はおそらく20代から30代だろう。生活感が希薄でどんな人物なのか想...

友達の巨乳で綺麗なお母さんを自分のものにした

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 聡美さんと出会ったのは学生の頃だ。彼女は俺の友人の母親だった。シングルマザーで若い頃に出産したからか、俺の母親はもちろん同級生の誰の母親よりも綺麗に見えた。友人の家で初めて見たときは、美人でスタイルがよくて格好よくて、俺は一目で憧れたものだ。友人に年齢を訊ねて、彼女が50代であると知りさらに驚いた。とてもそんな年齢には見えなかったからだ。また聡美さんには若々しく見えるだけではなく、不思議な妖艶さが...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(4)

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 彼女との関係はだいたい二年間くらい続いた。その間、俺は毎日のように彼女とセックスをしたし、彼女が望むことは全てやった。キスや軽い愛撫から始まってだんだんとエスカレートしていき最終的には必ず中出しだった。 「妊娠しちゃうかもよ?」と笑いながら言う彼女に「その時は責任取ります」と言うと彼女は嬉しそうに微笑んでくれた。 「川上くんとなら本当に結婚してもいいかもね」とも言っていたが、冗談だったのだろうと...

美人キャリアウーマンのヒモになった話(3)

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 会社に戻りその日の調査報告書を作成していると、上司から声をかけられた。 「川上くん、君に助けてもらった、という女性から会社に電話が来てたよ。足を挫いて困っているところを荷物を持ってあげたんだって? その時に落とし物をしたみたいなんだけど、心当たりはあるかな?」  もちろんそんな心当たりはない。だがその電話をしてきたであろう相手は推測できる。田中美沙しかいない。  とにもかくにも、親切だが軽率な上...