美人キャリアウーマンのヒモになった話(1)

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 たまに「独身主義者でもないのに30代になっても結婚できない女性には、何かしら理由がある」などと言われることがある。この点について、これまで出会ったきた人物を思い起こすと、ネガティブな理由に限らすとも確かにまあ一理あると思う。当人の価値観や性格に決定的な問題がある場合はもちろん、そうでなくとも単純に出会いがなかったり、仕事が忙しかったり、恋愛経験に乏しかったり、自信がなかったり。そんなところがすぐに...

美熟女レジ店員との淫らな交わり(1)

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 夜勤の終わりと共に、工場を出るときの解放感は格別だ。 俺が勤める会社は4勤4休、つまり4日働いて4日休むというシフトが採用されている。夜勤明けの休日はいつも楽しみだ。 俺は帰りの車内で、今週はどう過ごそうかなと考えた。録りためたテレビ番組も観たい。SNSでの友人からのメッセージにも返さなければ。しかし、まずは食料の買い出しだ。俺は帰り道にある大型ショッピングセンターの駐車場に車を停めると、食料品売り...

取引先で再会した人妻職員との背徳関係(1)

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 取引先の事業所から出たところで「……安田さんですか?」と声をかけられた。  見覚えのない女性だったが、おそらく仕事関係で出会った誰かだろうと思い「おはようございます」と会釈をしながら、俺は彼女のことを思い出そうとした。 率直に言って美人だった。 彼女のことを異性として好きな人もいれば、興味がないという人もいるだろう。だが興味がなくても、彼女が美人であることについては否定しない。そんな美人だった。 ...

熟女マナー講師との夜のプライベート講習

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 彼女と出会ったのは四月も半ばのことだった。年度末から新入社員の受け入れ準備で忙しく働いていたが、入社式と基礎的な研修を終えて各部署に配属し、後はそれぞれの担当者にお任せ、となったところでようやくマッチングアプリを開く余裕ができたのだ。  俺の名前は高山慎太郎、年齢は30代で独身だ。職場恋愛で以前に酷い目にあったこと、年上の女性がタイプなこと、そして元々、学校や会社などの社会的な人間関係とプライベー...

朝の通勤電車から始まる恋の物語

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 失業したので職業訓練に通うことにした。給付金を貰いながら資格を取れるので、これはいいやと思い申し込んだのだ。授業は朝9時から夕方5時まで。土日祝日は休み。なんてホワイトな環境だろう。俺は毎朝7時に起床し、駅まで30分かけて歩き、資格取得の勉強をして夕方6時頃には帰宅するという、健康で文化的な生活を謳歌した。  そんな毎日の中で僕には密かな楽しみがあった。それは毎朝の通学電車内で見かける一人の女性...