職場の近くで見かける人妻事務員との秘密の逢瀬
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いつから人は「おっさん」になるのだろう。 辞書によれば「中年」の定義は概ね40歳前後から50代後半が当てはまるそうだ。
同様に「おっさん」ないしは「おじさん」についても調べてみると、こちらは中年よりも期間の幅が広く、早ければ30代半ばから60代半ばまで、要するに定年に達する頃までが該当するようだ。
とすれば、中年集合はおっさん集合に包含されているわけで、私は少なくとも「おっさん」ではあるのだろう。そ...
路面電車で出会った女性との、白昼夢のような日々に迷い込んでいる(3)
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僕たちはいろいろな話をした。沙耶さんは喫茶店を営んでいる祖母と二人で暮らしているそうだ。ご両親は県外に住んでおり、彼女は大学進学を機にこの街に移り住んだらしい。
「もう10年以上になりますから、感覚的にはここが一番住み慣れています」
そう笑いながら話す沙耶さんに見惚れつつ、密かに年齢を計算して驚いたのはここだけの話だ。年上かもしれないという気はしていたが、二つか三つくらいだと思っていた。
驚い...
路面電車で出会った女性との、白昼夢のような日々に迷い込んでいる(2)
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駅前のカフェは休日の午後だというのに、それほど混雑していなかった。
僕と彼女は窓際のテーブルに向かい合い座り、コーヒーとケーキを注文する。彼女はホット、僕はアイスだった。
「あの……」
僕は彼女に話しかけようとして言葉に詰まった。何を話していいのかわからないのだ。
話題に窮した僕に、彼女は小首を傾げる。その仕草がとても可愛らしかったので、思わず見惚れてしまい言葉を忘れた。そしてそんな自分がい...
路面電車で出会った女性との、白昼夢のような日々に迷い込んでいる(1)
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息をのむような、という表現がある。英語でも”breathtaking”という単語が似たような意味らしい。ということは思いもよらぬ事態に直面したとき、ふいに呼吸を忘れてしまうのは、広く普遍的な反応であるようだ。
大学を卒業してすぐの頃、僕は路面電車の車内で、息をのむような美しい女性に出会った。
午後の光が彼女のきめ細かな白い肌を照らしていた。年齢はおそらく20代から30代だろう。生活感が希薄でどんな人物なのか想...
過剰な色気を振りまき職場で失笑されている年増の人妻熟女
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うちの職場に50歳を越えた人妻がいる。佳代子さんは年齢の割には顔もスタイルも衰えていないと思う。メイクは濃いが常識の範疇だし、性格も社交的で親しみやすい。仕事をする上では問題ないし、誰とでも分け隔てなく接する。雑談だってそこそこ盛り上がる。
ただ自己認識に少々問題があって、自分のことを物凄くイイ女だと思っている節がある。ボディラインの出る服装を好み、絡みつくような喋り方もセクシーと言うよりは鬱陶...
還暦美夫人の満たされない飢えと渇きに愛欲を注げば(2)
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土曜日の午後、食事を終えた俺たちはベッドの上で裸で抱き合っていた。紀子さんに覆いかぶさり唇を奪うような濃厚なキスをしながら胸を揉みしだき乳首を指先で転がすように弄ぶ。そうしているうちにだんだんと呼吸が激しくなり始めるのを感じたので一旦顔を離すと彼女は大きく深呼吸をした。目は潤み頰は上気している。
「和也くん、今日はこの前よりも激しいんだね」
そう呟いて恥ずかしそうに目を逸らす姿が可愛らしくて再...
還暦美夫人の満たされない飢えと渇きに愛欲を注げば(1)
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出会い系サイトでメッセージを送ったその女性が、年齢をサバ読んでいることは最初から解っていた。別の出会い系サイトで見かけたことがあり、そこでは最終ログインから5年以上が経過しているのに、現在と設定年齢が同じだったからだ。 設定年齢の自動更新はされないはずなので、当時の「50代半ば」という情報が本当だったとしても、現在の年齢は少なくとも60歳以上ということになる。それを承知で俺が彼女にメッセージを送りア...
早朝ランニングで知り合った人妻と雨宿りのように求め合う(2)
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梅雨が明けて夏が訪れる頃になると、僕のランニングは生活習慣の一部として定着していた。
元々、運動に熱心なタイプではない。むしろ日差しの下で汗を流すのは苦手な方だ。会社の定期健康診断を無事に乗り越えたタイミングで止めてもよかったが、時間を朝から夕方に変えてまで続けている理由は、間違いなく彼女の存在によるとことが大きい。
「おはようございます」
今日も栗橋さんは僕の姿を見かけて駆け寄ってくる。彼...
早朝ランニングで知り合った人妻と雨宿りのように求め合う(1)
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運動不足解消のために早朝ランニングを始めた。ジムに通うことも考えたが、あいにく近場にそんな気の利いた施設はない。代わりに広めの公園と交通量の少ない田んぼの間を通る道はあるので、その辺りを走ることにした。
先人の知恵に寄れば、運動習慣のない人間が年をとってから始める運動は、身体が悲鳴を上げるらしい。会社の先輩が面白い姿勢でそんなことを言っていた。というわけで最初はウォーキングを交えながら、徐々に...
平日のショッピングモールで出会った欲求不満な熟女(3)
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終業後の店内に男女の衣擦れの音が折り重なる。
「ねぇ……早くぅ……」
甘えた声で催促され、ズボンのチャックを下げられ、既に硬くなっているそれを握り上下に扱かれると、それだけで達しそうになる。
「ふふ……もうこんなになってる」
真央さんは妖艶な笑みを浮かべると、ゆっくりと顔を近づけてきた。何をされるのか察した俺は期待に胸を膨らませていた。
彼女は大きく口を開くとその小さな口の中に俺のものを迎え入れ...